2015 年度 早稲田大学 文化構想学部(世界史) 全体概況

2015 年度 早稲田大学
文化構想学部(世界史) 全体概況
試験時間
大問数・解答数
難易度の変化(対昨年)
大問数:
○ 難化
8題
○ やや難化
解答数:
● 変化なし
問題の分量(対昨年)
○ 多い
● 変化なし
出題分野の変化
○ あり
● なし
出題形式の変化
○ あり
● なし
新傾向の問題
○ あり
● なし
60分
43問
○ やや易化
○ 易化
○ 少ない
総評
問題分量は 2012 年 43 問→2013 年 44 問→2014 年 43 問→2015 年 43 問と、ほぼ変化なし。
難易度は早稲田大学の中では平易な問題が多く、高得点が狙える学部である。ただし出題範囲はセン
ター試験のように古代史から現代史まで幅広い出題をしてくるので、日ごろから抜かりなく学習を進め
ていくことが大切である。
出題形式の特徴は地図と図版を用いた文化史。今年はポーランド分割の地図と 19 世紀後半のフラン
ス美術の図版(絵画)。日ごろの学習から教科書に記載されている地図や写真、図説などで慣れ親しんで
おくことが望まれる。
本学部を志望する受験生は、早稲田大学だからといって構えることなく、オーソドックスな世界史の
学習をしっかりやることが重要である。細かい単語を追いかけるのではなく、文化史を含めた全範囲の
基本的な知識をしっかり身につけることができれば、合格がみえてくるであろう。
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