大学 学部 全体概況

2016 年度
早稲田大学
文化構想学部
(英語)
全体概況
試験時間 90 分
大問数・解答数
難易度の変化(対昨年)
大問数:
○ 難化
5題
解答数:
● やや難化
○ 変化なし
問題の分量(対昨年)
○ 多い
● 変化なし
出題分野の変化
○ あり
● なし
出題形式の変化
○ あり
● なし
新傾向の問題
○ あり
● なし
39問
○ やや易化
○ 易化
○ 少ない
総評
出題形式や問題の分量は例年通り。今年度の特徴は難易度の変化である。特に語彙レベルが例年より
も上がった感がある。例えば,大問Ⅰ(B)の 12 番選択肢(a)の bulky「大きい」や大問Ⅱ(A)15 番の設問
に関係する allure「魅力」などは,聞き覚えがない生徒も多かったであろう。また,大問Ⅳの 34 番の解答で
ある(j)の swing by「立ち寄る」も同様である。内容面に関しても,大問Ⅱ・Bで『芸術の真贋性』という,若
干読みにくいテーマが出題された。テーマ自体が読みにくいことに加え,第1文の Authenticity is an …
の部分が掴めないと全体の内容が掴めず,読解に苦労したと思われる。以上より難易度の変化を「やや難
化」とした。
文化構想学部の対策としては,長文の分量が多いので時間配分を意識した勉強が必要になる。特に大
問Ⅰ,Ⅱをいかに速く正確に解けるかが勝負になるであろう。また,単語や熟語といった語彙の知識は早
めに1冊を仕上げるようにして,語彙の壁でつまずかないようにしておくことが大事である。
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