2015 年度 早稲田大学 文学部 (日本史) 全体概況

2015 年度 早稲田大学 文学部 (日本史) 全体概況
試験時間 60 分
大問数・解答数
難易度の変化(対昨年)
大問数:6題
○ 難化
● やや難化
解答数:46 問
○ 変化なし
問題の分量(対昨年)
○ 多い
● 変化なし
出題分野の変化
○ あり
● なし
出題形式の変化
○ あり
● なし
新傾向の問題
● あり
○ なし
○ やや易化
○ 易化
○ 少ない
総評
昨年同様、大問6題・小問 46 問(昨年度は 47 問)の出題であり、問題の分量にほぼ変化はなかった。
また、出題分野についても変化はなく、時代ごとに「原始1・古代1・中世1・近世1・近現代1・文化
史1」から出題されている。ただ一点、変化があったのは、大問Ⅰに年表形式の問題文が登場したことで
ある。設問で問われているポイント自体に変化はなかったが、文学部の受験科目に日本史が加わって以来、
年表が使用されたのは初めてだったため、新傾向の問題を「あり」とした。また、大問Ⅲでは、2005 年度
以降出題されていなかった会話形式の問題文が復活している。
早稲田大学の日本史の入試問題は近現代重視の傾向にある学部が多い。しかし、その中でも文学部は全
時代から万遍なく問題が出されており、他学部に比べて前近代重視の内容になっているのが特徴と言えよ
う。特に出題の約3割を占める原始・古代史・文化史(前近代の美術史中心)に関しては、高い意識を持
って学習すべきである。大問Ⅵの文化史からの出題では、毎年美術作品が掲載されている。今年度、掲載
された『画本東都遊(えほんあずまあそび)』の図版から耕書堂の経営者である「蔦屋」を導く問題はやや
難問に見えるが、山川出版社の『詳説日本史B』にも掲載されている作品である。日頃から教科書で美術
作品を確認する習慣を身につけておきたい。
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