2015 年度 慶応義塾大学 総合政策学部 (英語) 全体概況

2015 年度 慶応義塾大学 総合政策学部 (英語) 全体概況
試験時間
大問数・解答数
難易度の変化(対昨年)
大問数:2題
○ 難化
○ やや難化
120分
解答数:60問
● 変化なし
問題の分量(対昨年)
○ 多い
● 変化なし
出題分野の変化
○ あり
● なし
出題形式の変化
○ あり
● なし
新傾向の問題
○ あり
● なし
○ やや易化
○ 易化
○ 少ない
総評
出題形式・問題の分量・難易度全てにおいて例年通りの出題になった。大問 1 については「高齢社会」
という頻出トピックなので内容理解に苦しむ生徒は少なかったと思う。ただし、空欄補充には細かい知
識を問うものもあり、解答するためには高度な英語力が必要である。大問2は「権力について」という
抽象的な内容で、話題の難易度はやや高いように思われる。しかし、総合政策学部が例年極めて抽象度
の高い文章を出題していることを考慮すれば、このような文章は読めるように準備しておくべきだし、
しっかりと準備ができていた生徒にとっては興味深い内容だったと思う。
総合政策学部は長年、出題形式も問題の分量も変化がなく、全ての問題がマーク選択式で形式の変化
もない。さらに試験時間が 120 分あり、慶應義塾大学の他学部と比べると長めなので、対策をしっかり
して受験に臨めば対応は可能である。ただし、出題される語彙レベルが高いため、受験英語の枠に留ま
らず、インターネットを用いたり、英字新聞を読んだり、英語のニュース番組に日々触れたりすること
により、語彙レベルを高めることもまた必要である。
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