2015 年度 早稲田大学 政治経済学部 (英語) 全体概況

2015 年度
早稲田大学
政治経済学部 (英語) 全体概況
試験時間
大問数・解答数
難易度の変化(対昨年)
大問数:
○ 難化
5題
○ やや難化
解答数:
● 変化なし
問題の分量(対昨年)
○ 多い
● 変化なし
出題分野の変化
○ あり
● なし
出題形式の変化
○ あり
● なし
新傾向の問題
○ あり
● なし
90 分
27 問
○ やや易化
○ 易化
○ 少ない
総評
質量ともにほぼ例年通りである。Ⅴの自由英作文(指示文では上限 15 分と推奨されている)の題材
は一般的なものであり、練習の中で 1 度や 2 度は触れたことがあるようなものだったので、すこし楽に
感じた受験生が多かったのではないか。しかし、長文3題(1題 20 分見当)と会話文1題(10 分見当)
なので、時間に余裕は生まれない。かつ高得点勝負と予想されるので、易しい試験とはとても言えない。
長文は内容一致、空欄補充、語句整序、文整序など、政治経済学部では定番のものばかりであった。
題材もⅠは「人の独自性」
、Ⅱは「宇宙ごみ」
、Ⅲは「地球に負担をかけるのは消費過剰」という頻出テ
ーマばかりで、読むことそれ自体には手間取らなかっただろう。ただし一定のペースで駆け抜けなけれ
ばならないことを考えると、どこかの設問で悩んで時間を消費してしまう展開は避けたい。解けないと
判断したら、時間をかけずに次の問題に進むようにしたい。
会話文も例年程度の内容の軽さだが、語句整序が例年よりやや難しく、得点差を生んでいるかもしれ
ない。
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