2015 年度 慶應義塾大学 総合政策学部 (数学) 全体概況

2015 年度 慶應義塾大学 総合政策学部 (数学) 全体概況
試験時間
大問数・解答数
難易度の変化(対昨年)
大問数:
○ 難化
5題
○ やや難化
解答数:
● 変化なし
問題の分量(対昨年)
○ 多い
● 変化なし
出題分野の変化
○ あり
● なし
出題形式の変化
○ あり
● なし
新傾向の問題
○ あり
● なし
120分
26問
○ やや易化
○ 易化
○ 少ない
総評
いわゆる典型問題というものがほとんど出題されないのが、この学部の特徴である。今年は、意図的
かどうかは定かではないが、問Ⅲでは旧課程の内容である期待値が出題された。問Ⅱでは解答欄にミス
があり、その2点分は受験者全員に与えるという形がとられた。どの問題もひと癖もふた癖もあり、計
算力、思考力双方が要求された。Ⅳはその最たる例である。典型問題の解法を記憶し、それをもとに対
処しようとするのではなく、その場で問題と向き合いよく考えることが大切である。日頃から1問1問
に真正面から取り組み、試行錯誤を繰り返しながらじっくり考える訓練がものを言うのである。
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