早稲田大学 基幹・創造・先進理工学部 1/1 <全体分析> <大

理科(化学)
早稲田大学 基幹・創造・先進理工学部 1/1
<全体分析>
試験時間 2 科目で 120 分
解答形式
マーク,計算,記述,選択,描図
分量・難易(前年比較) 分量(減少・変化なし・増加) 難易(易化・変化なし・難化)
出題の特徴
とりわけ難しい問題はないが,計算を伴う問題が多く,120/2 分では時間的な余裕はない。
その他トピックス
昨年に続いて,ダニエル型電池の起電力,鉛蓄電池が出題された。
〔Ⅲ〕の有機化学で構造決定が出題されず,天然有機化合物のみの出題であった。
<大問分析>
番号
出題形式
出題分野・テーマ
〔Ⅰ〕
マーク
小問集合
計算
範囲
化学基礎 (1) CCl4 の分子種
・
化学
〔Ⅱ〕
記述
理論
コメント(設問内容・答案作成上のポイントなど) 難易度
化学
標準
(2) 酸化還元反応,反応式の係数の決定
やや易
(3) CuSO4 の溶解度
標準
(4) N2+3H2⇄2NH3 の気相平衡
標準
(5) NaCl 型,CsCl 型の限界半径比
標準
(6) 塩素のオキソ酸,気体の製法
標準
(7) グリシンの電離平衡,等電点
標準
(8) 凝固点降下,酢酸の会合度
標準
(9) アルコールの酸化,銀鏡反応の反応式
標準
(10) PET,浸透圧
標準
電池に関する総合問題
標準
計算
オクタンの燃焼熱,ダニエル型電池の起電力,
選択
鉛蓄電池,リチウムイオン電池,
エネルギー密度,燃料電池,
エネルギー変換効率
〔Ⅲ〕
記述
有機
化学
(1) アミロペクチンのメチル化
計算
(2) シスタチオニンの分子式の決定
描図
(3) 核酸
やや難
標準
やや難
デオキシアデノシンの立体異性体
AT 間の水素結合
塩基対を考慮した計算
※難易度は5段階「難・やや難・標準・やや易・易」で、当該大学の全統模試入試ランキングを基準として判断
しています。
<学習対策>
ほぼ全範囲から出題されるので,苦手分野をなくし,幅広く学習する必要がある。基礎知識を確実に身につ
け,標準的な問題の演習を十分に行うこと。また,計算問題が多いので,効率よく計算する訓練をしておく
こと。今年度は出題されなかったが,反応速度,溶解度積は頻出である。
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2016 年