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2015 年度 前期 2単位
書道
対 象 学 科 ・学 年: 人間発達学科3年
時
間: 金曜日 1時限(9:00~10:30)
教
室: 造形室
教
科
書: 『大学書道中国篇』(国士舘大学書道研究室編、天来書院)
1.担当教員
(1) 建部 恭子(たてべきょうこ)
(2) 造形室
(3)
(4) 金曜日 1 時限授業開始前又は終了後
(5) 河北書道展審査会員,幹事 ・ 産経国際書会専管理事 ・ (公社)宮城県芸術協会書道部
副部長、運営委員 ・ 宮城県芸術選奨新人賞受賞 ・ 宮城県教育文化功労者受賞 ・色々な
書展で受賞を重ねる。
2.授業の目的
(1) 授業の目的
筆に慣れ、毛筆の基本用筆を身につけて、書美を理解できることを目的とする。
(2) 到達目標
① 二つの古典を臨書することで、楷書の色々な用筆を身につけることが出来る。
② それぞれの法帖の特徴を捉えて臨書することが出来るようになる。
③ 基本用筆を身につけることにより、応用課題が書けるようになる。
3.授業の概要
1.漢字(楷書)、平仮名の基本用筆の学習と応用。
2.中国・初唐時代の代表的な古典「九成宮醴泉銘」・「孔子廟堂碑」の臨書。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1) 予習の仕方
学習する法帖を見ておく。
(2) 授業の受け方
授業開始前に墨をすって書けるようにしておく。
課題を実際に書いて見せるので、一画一線よく見て、まず真似て書いてみる。
出来るだけ枚数を多く書くように心がけること。理解できない場合は申し出ること。
(3) 復習の仕方
添削された箇所を見直して確認する。添削された作品は必ずとっておくこと。捨てることのないよ
うに。
1
5.受講にあたってのルール
(1) 私語を慎むこと。携帯電話の使用を見つけた場合は減点する。
(2) 授業は実技中心なので、なるべく休まないようにすること。欠席、遅刻の理由を必ず報告すること。
(3) 欠席した授業時の課題提出期限は 2 週間後とする。
6.授業計画
・1回
オリエンテーション
授業の進め方の説明、書道用具の点検、
書道史「書体の変遷」について
・2~3回
基本用筆の学習及び応用
・4~7回
「九成宮醴泉銘」の解説及び臨書
・8~10回
「孔子廟堂碑」の解説及び臨書
・11回
平仮名の学習「い
~
た」
・12回
平仮名の学習「れ
~
ふ」
・13回
平仮名の学習「こ
~
ん」
・14~15回 楷書まとめ
与えられた課題から各自一つ選び臨書する。
※ 授業の展開によっては、変更の可能性があります。変更の場合には随時お知らせします。
7.評価方法
(1) 授業時清書して提出したすべての作品の中から良い作品 2~3 点を評価する。(80%)
(2) 授業態度、取り組む姿勢及び出席状況。(20%)
8.参考図書
「九成宮醴泉銘」 二玄社
「孔子廟堂碑」天来書院
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