2016 年度 後期 2単位 韓国語ⅠB 対 象 学 科 ・学 年: 全学科1年 時 間: 月曜日 Ⅲ時限(13:00~14:30) 教 室: マルチⅡ室 教 科 書 :『かんたん韓国語』(金殷模、権莱順、宋貞熹、文慶喆著/朝日出版社、2013) 1.担当教員 (1) 名前: 李 善 姫(イ ソンヒ) (2) 連絡先: (3) オフィスアワー:非常勤のため、本学でのオフィスアワーの時間はない。必要に応じて、メール での連絡を希望 (4) 主な研究 文化人類学専攻・日韓の社会文化比較研究 ・李善姫、中村文子、菱山宏輔編/ 大西仁、吉原直樹監修 2012『移動の時代を生きる――人・権 力・コミュニティ』、東信堂 ・李善姫 2012「『多文化ファミリー』における震災経験と新たな課題――結婚移民女性のトランスナシ ョナル性をどう捉えるか」鈴木恵理子編、駒井洋監修『移民ディアスポラ年報 2 東日本大震災と外国 人移住者たち』、明石書店 ・李善姫 2011「韓国における多文化主義の背景と地域社会の対応」、東北大学グローバル COE プロ グラム『GEMC journal』 no.5 ・李善姫 2004「巫俗文化と女性、そして「チプ(家)」に対する再考察-韓国全羅南道珍島の事例を中 心に-」『研究紀要3』、東北芸術工科大学東北文化研究センター、 ・李善姫 2003「巫者の混在とシッキムクッに表れる祖先の姿-韓国西南部珍島の巫俗文化につい て」、『東北学9』、赤坂憲雄編 担当教科:地域文化論・東北学・韓国語コミュニケーション・韓国語ⅠA 2.授業の目的 (1) 授業の目的 本講座では、ハングルの正確な読み方と書き方の上達を目指す。また、動詞や形容詞を使い、簡 単な文章を自由に作れるようにする。聞き取り能力を向上させるために、ドラマのセリフなどを利用し た聞き取り練習を行う。受講生には、ハングル文字の読み書きを単純に習得してもらうのではなく、 韓国に対する異文化理解と関心を高めるための言葉の勉強になることを目指してもらう。 (2) 到達目標 ①後期 15 回を通して、ハングルの語彙を増やす。 ②ハングルで日記を書くなど、初級レベルでの会話と作文ができるようにする。 ③ネイティブと簡単な会話ができるようにする。 3.授業の概要 ハングルの読みは勿論の事、普段、よく使う基礎会話を使いこなせるように、聞き取りと会話練習 を行う。他言語話者とのコミュニケーションは、先ず完璧さより、積極さを必要とする。積極的に韓国 1 語を話せるように講義の中では一人、一人の会話練習と作文能力を重視する。また、ドラマや歌を 使って聞き取り練習を行う。 4.授業の受け方・勉強の仕方 (1) 予習の仕方 普段から韓国に関心をもち、韓国の音楽聴取やドラマ・映画の視聴を進める。教科書の予習と しては、単語の暗記や練習問題の予習が役に立つ。 (2) 授業の受け方 授業は、教科書を中心に進めるが、必要に応じてプリント資料もお配りする。従業の進行につ れ、単発的に小テストを行う。欠席で実力の差が広がりやすいのが言葉の学習である。なるべく、 欠席がないように努めてほしいが、やむを得ず欠席する場合には、その日の授業内容を自習学 習することを進める。ノートは必ず用意すること。 (3) 復習の仕方 テキストに付録されている CD の該当部分を繰り返し聞くのが良い。テキストの例文を音読する のも良い復讐の方法である。 5.受講にあたってのルール (1) 授業中の携帯電話の使用は基本的に禁ずるが、韓国語の辞書代用として単語を検索する機 能は使用してもよい。不必要な私語で授業の進行を妨害した場合、警告する。警告は回数により、 評価の減点とする。 (2) 講義 15 回の中、5 回以上欠席した場合には、単位取得は不可とする。遅刻や早退は 2 回で 1 回欠席扱いとする。ただし、欠席理由書を提出した場合には、その限りではない。 (3) 期末テストは、必ず受けるべし。期末テストを受けない場合は、単位放棄とみなす。 (4) テストは、受講により、個々人の韓国語実力の向上の状態を評価するためであり、単に順位を つけるためのものではない。評価の際には、テスト以外にも、受講態度や勉強の意欲さも重んじる。 6.授業計画 回 テーマ・内容 予習・復習 1 オリエンテーション…授業の進め方 基本語彙力と「~です」「~ではありません」 の復習 2 第6課「~あります」「~います」という表現 教科書第6課を予習 3 第7課の「~します」「~しますか」という表 現 教科書第7課を予習 4 第8課「起きますか」など動詞の丁寧な表現 教科書第8課を予習 5 動詞の丁寧な表現の応用練習と実践会話 教科書6課から8課までの復習 6 第9課 動詞・形容詞の否定表現 教科書第9課を予習 7 第 10 課「~요」体の規則変換 教科書第10課の予習 8 第 10 課「~요」体の応用練習と実践会話 教科書10課の復習 9 第 11 課形容詞の「~요」体変換 教科書第11課を予習 10 第 11 課形容詞の「~요」体変換の応用練習と 実践会話 教科書第10課と11課の復習 11 第 12~13課過去形の練習 教科書第12、13課の予習 12 第 14課過去形の練習 教科書第14課の予習 13 第 15課「~したい」の表現 教科書第15課の予習 2 備考 小テスト 小テスト 14 第 15課までのまとめ 15 韓国でビデオレターを制作 16 教科書 15 課までの復習 小テスト 期末試験 ※ 授業の展開によっては、変更の可能性があります。変更の場合には随時お知らせします。 7.評価方法 (1) 試験(60%) (2) 受講態度と小テスト(30%) (3) コメントシート(10%) 8.参考図書・文献 金殷模,権莱順、宋貞熹、文慶喆著『かんたん韓国語』朝日出版社、2013 9.履修上の注意 (1)本講義の受講資格は、基本的に韓国語Ⅰを受講した事がある人、または入門の韓国語学習経 験がある人に限る。 (2) 特別な配慮を要する学生は、気軽に相談すること。 3
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