宗教と音楽 - 仙台白百合女子大学

2016 年度 後期 2 単位
宗教と音楽
対象学科・学年: 全学科 3 年
時
間: 水曜日 2 時限
教
室: 4 号館 431 教室
教
科
書: なし
1.担当教員
(1) 名前:武田祥子(たけださちこ)
(2) 研究室: なし
(3) 連絡先:
(4) オフィスアワー:
(5) 主な研究・教育業績
宮城学院女子大学学芸学部音楽科声楽専攻。公立中学校教員を経て、仙台白百合学園中
学・高等学校音楽科教員。毎年、紫山のロザリオのマリア聖堂にてクリスマスコンサートを開催。
種々の催し・行事等に出演。仙台白百合学園中学・高等学校では、宗教音楽の授業も担当、また、
部活動ではハンドベルを指導している。
2.授業の目的
(1) 授業の目的
・バロック・古典派以降の宗教音楽作曲家たちの作品に触れ、ミサについても知る。
・聖母賛歌やクリスマス等の様々な季節の聖歌を知り、歌う。
(2) 到達目標
① ミサについて知り、実際に歌われているミサ曲についても知る。
② 校歌や聖歌について知り、更に聖母賛歌や季節の聖歌について知り、歌唱する。
③ バロック・古典派以降の宗教音楽作家について知り、彼らの作品を鑑賞する。
3.授業の概要
・音楽史上、古典派以降の宗教音楽作家と言われた人々――例えば、J.S.バッハ、L.V.ベートー
ヴェン、フォーレ等―の生き方を知り、実際に彼らの作品を聴き、現代日本への影響について考え
る。
・ミサについてその形や意味、また、ミサ曲についての知識を広め、日本のカトリック教会で歌われ
ているミサ曲について知る。
・仙台白百合女子大学の校歌や、聖歌を知り歌い、また聖母賛歌や復活祭、クリスマス等の季節に
歌われる聖歌を歌う。
4. 授業の受け方・勉強の仕方
(1)授業の受け方・復習の仕方
講義と実技。教科書は使わず、必要に応じてプリントを配布します。ページ数の少ない物でいい
ので、ノートをお持ちください。歌うことができるのは、神様が人間だけに下さったお恵みなので、
1
精一杯歌う事。私語は謹んで下さい。特に予習・復習という形ではありませんが、授業で聴いた音
楽の理解をすすめるために、各自関連のある曲を聴くとか、あるいは、本も読んで下さい。
5.受講にあたってのルール
(1)受講時の私語、携帯電話・スマートフォン等、また講義に関係のない行為は禁止です。
(2)遅刻をしないこと。欠席回数、遅刻回数は平常点に反映します。
(3)課題提出に当たっては、提出期限を厳守すること。また、盗作・剽窃をしないこと。
課題については、授業時に説明します。
6.授業計画
回
月日
テーマ・内容
備考
1
オリエンテーション…授業の進め方、受け方、評価、ルール
仙台白百合女子大学の校歌と関連事項について知る。校歌を歌う。
2
ミサについて…①
形と内容
校歌を練習する。
J.S.バッハの音楽…①
オルガン曲、カンタータ等
3
ミサについて…②
J.S.バッハの音楽…②
校歌を練習する。
マタイ受難曲
4
G.F.ヘンデルの音楽…①
教会暦⒑月…ロザリオの月
メサイヤについて
5
G。F.ヘンデルの音楽…②
いろいろな作曲家のアヴェ・マリアを聴く。
6
フォーレのレクイエム
聖母賛歌
7
L.v.べートーヴェンの音楽…①
聖歌
8
L.v.ベートーヴェンの音楽…②
聖歌
教会暦⒒月…死者の月
9
F.P.シューベルトの音楽…①
聖歌
10
F.P.シューベルトの音楽…②
11
アドヴェントからクリスマスへ…①
クリスマスキャロル
12
アドヴェントからクリスマスへ…②
クリスマスのミサ
レポートについて
13
メンデルスゾーンの音楽
聖歌
14
メンデルスゾーンの音楽
聖歌
15
レポートを仕上げる
※ 授業の展開によっては、変更の可能性があります。変更の場合には随時お知らせします。
7.評価方法
(1) レポート 60点…休み中に構想を練り、最終の授業時に仕上げる。
(2) 出席日数・授業態度 40点
2
(3) 欠席6回以上は「停止」とします・
8.参考図書・文献
必要な場合には、授業中に適宜お知らせします。
9.履修上の注意
特になし。
3