健康とスポーツB

2016 年度 後期 2 単位
健康とスポーツB
対象学科・学年: 学部共通1年
時
間: 金曜日4時限(14:40~16:10)
教
室: 体育館及び教室
教
科
書: なし
1.担当教員
(1) 名前: 仲野 隆士(仙台大学体育学部教授)
(2) 連絡先:
(3) 主な研究・教育業績
仙台大学専任教員、・中京大学・金城学院大学・日本福祉大学 非常勤講師
2.授業の目的
(1) 授業の目的
小・中・高と学校体育で学習する既存のスポーツ種目のみがスポーツではなく、ニュースポーツ
や軽スポーツなども勝るとも劣らない面白さや楽しさがあるということを理解させる。また、授業を通し
て楽しさのマネジメントについて理解させる。
(2) 到達目標
在学中のみならず、卒業後のライフスタイルにおいても定期的に運動やスポーツを楽しむことの
重要性を理解する。そして、理解するだけでなく、無理なく実践(習慣化)していくための個人個人
に合った具体的な方法や考え方などがわかるようになる。
3.授業の概要
学習の到達目標を達成するために、本授業では「ニュースポーツ」を中心に授業を展開する。ニ
ュースポーツとは、「競技スポーツ」とも「軽スポーツ」とも異なる存在であり、競技力・体力・老若男
女を問わず、あらゆる人々に開かれた親しみやすさを含んだ新しい概念のスポーツである。そのニ
ュースポーツの実践を通して、スポーツの新たな価値観や、勝ち負けにこだわらずプレイの過程を
楽しむことの喜びや面白さを理解すると共に、前期の健康とスポーツAで体験した「軽スポーツ」と
同様に、スポーツの語源でもある「楽しい身体活動」とはどのような活動なのかを体験的に学ぶ。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1) 予習・復習の仕方
特に予習は課さないが、毎回の授業で実施したニュースポーツの種目名、ルール、楽しさや面
白さ、感想などを自分なりに振り返りながらまとめてほしい。
(2) 授業の受け方
授業は体育館で実施する。全体を6班に分け、グループ対抗という形式で様々なニュースポー
ツの実技を体験的に学習する。運動量の多い日もあるので、必ず動きやすい格好と体育館シュー
ズで参加する。2・3回は、教室での講義やビデオ学習もあるので、その場合は指定された教室に
1
筆記用具等を持参の上受講する。
5.受講にあたってのルール
・ 教室での授業の場合、机の上に荷物は置かない。椅子の上か、地面に置くこと。脱帽すること。
・ 授業中の飲食は禁止とする。お茶や水も禁止。飴やガムも禁止。
・ 携帯はマナーモードにしておくこと。授業中は使用しない。充電もしない。
・ 不必要な私語は禁止だが、授業についての質問はいつでも可。私語が多いもの、不真面目な者に
は退出を命じることもある。
・ 体育館に集合する際は、運動しやすい格好と体育館シューズを持参すること。
6.授業計画
回
月日
テーマ・内容
1
2
備考
オリエンテーション:授業の概要、成績評価の方法、ニュースポーツに
ついて、スポーツのルールについてなど
フィットネスゲーム
3
ペタンク(インドア・アウトドア)
4
インディアカ1
5
インディアカ2
6
キンボール1
7
キンボール2
8
キンボール3
9
ユニバーサルホッケー1
10
ユニバーサルホッケー2
11
ユニバーサルホッケー3
12
レクリエーションダンス1
13
レクリエーションダンス2(創作)
14
シャフルボード・ユニカール
15
振り返りとまとめ(終了レポート作成)
※ 授業の展開によっては、変更の可能性があります。変更の場合には随時お知らせします。
7.評価方法
(1) 出席点(40 点)…欠席は−4点、公欠(授業・試合)は−2点、遅刻は−2点。6 回欠席で不可。
※病気やプライベートの欠席届は受理しない。
(2)授業への取り組み(30 点)…グループの中での取り組みの積極性や態度など。
(3)授業内レポート(30 点)…教室での授業の際に実施する。
8.参考図書・文献
ニュースポーツ大事典、他
9.履修上の注意
・ 身体上に理由により、授業中の飲食が必要となる者は、事前に相談すること。
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