[金融市場ウィークリー]2015年2月6日号<抜粋

金融市場ウィークリー
2015 年 2 月 6 日号
[経済・金融市場動向]
◆金融市場見通し
来週の金融市場は、材料は豊富も方向性は見い出せず、横ばい圏
でのもみ合い推移を予想。油価動向やギリシャ情勢が引き続き注
目される。経済指標では、米雇用統計(1月)やユーロ圏実質GD
P(10~12月期)が発表される。米10年国債利回りは横ばい圏で
もみ合い、株価は上値重く推移し、ドルは底堅い展開を予想
◆内外経済指標
国内では、経常収支は6カ月連続の黒字を予想。機械受注は前月比
小幅のプラスになる見込み。米国では、1月の非農業部門雇用者数
が着実な増加を示す見込み。小売売上高はガソリン価格下落の影
響で減少となるが、コア小売が持ち直しを示す見通し
[トピックス]
◆米国で2016年度予算教書が発表、予算審議が本格化へ
米国のオバマ政権が2月2日に2016年度の予算教書を発表、強制歳
出削減の廃止を提案した。国防費の上積みでは共和党にも賛同す
る声があるが、それによる収支の悪化を補う財源での対立は根深
い。16年度が始まる15年10月までには時間的な余裕があるものの、
オバマ政権と共和党が合意に至るまでの道筋は不透明である
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