金融市場ウィークリー 2015 年 2 月 20 日号 [経済・金融市場動向] ◆金融市場見通し 来週の金融市場ではイエレンFRB議長の議会証言が注目される ほか、ギリシャ問題の帰趨や原油価格の動向には留意が必要。株 価の持ち直しや長期金利上昇の動きには一服感がみられ、来週の 日米株価や長期金利は総じてもみ合いながら落ち着きどころを探 る展開となろう。為替は米国と日欧の金融政策スタンスの違いが 意識され、ややドル高地合いを見込む ◆内外経済指標 国内では1月の鉱工業生産が2カ月連続の増産、全国コアCPIは 前年比上昇幅が縮小する見込み。消費関連指標は緩やかな回復が 続くと予想。米国では1月の耐久財受注でコア資本財出荷金額が持 ち直すと予想。住宅販売件数は悪天候による下振れに注意が必要 [トピックス] ◆2014・15・16年度内外経済見通し(2015年2月17日発表) 新興国の成長鈍化や資源国の落ち込みはあるも、先進国の持ち直 しが下支えとなり、世界経済は緩やかな拡大基調を維持する見通 し。原油安は原油輸入国中心に景気押し上げ要因となる一方、世 界経済にとっての不安要素という面もあり、留意が必要。日本経 済は、「トリプルメリット」による押し上げ効果もあり、2015年 度の成長率は前年比+2.1%に上昇。2016年度は、消費増税前の駆 け込み需要もあり、同+1.9%と2年連続の高成長を予測 お客様各位 本レポートは、経済・金融市場の現状と見通しに ついて纏めた、みずほ銀行のお客様向けレポート の一部です。 本レポートをご入用の場合は、みずほ銀行のお取 引窓口までお問い合わせ下さい。 金融市場ウィークリー 編集/発行 みずほ銀行 みずほ総合研究所 〒100-0011 東京都千代田区内幸町 1-2-1 日土地内幸町ビル (メールアドレス:[email protected])
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