金融市場ウィークリー 2015 年 3 月 13 日号 [経済・金融市場動向] ◆金融市場見通し 来週の注目材料はFOMCでのフォワードガイダンスの変更であるが、 「patient(辛抱強く)」の文言が削除される見込み。金融市場は 各国の緩和的な金融政策が金融市場を下支えする状況が継続する と予想する。米長期金利は上昇含みとなろうが、上昇圧力は限定 的とみる。米国株は上値重く、日本株は底堅いも上昇の勢いは一 服の見込み。為替市場では、ドル円はドル高一服、ユーロドルは ユーロ安地合いを予想 ◆内外経済指標 国内では、貿易収支の赤字幅は前年同月から拡大、全産業活動指 数は前月比プラスとなる見込み。米国では住宅関連指標が発表と なる。住宅着工件数が底堅く推移し、住宅市場指数が持ち直すこ とを見込むが、寒波により下振れるリスクがある [トピックス] ◆世界的な低金利と株高の持続性 原油価格の下落を受けた世界的な金融緩和の広がりはグローバル な金利低下を促すとともに株高に繋がっている。量的緩和を行っ ている日欧の長期金利は低位での推移が続き易い一方、米国の長 期金利は利上げに伴って上昇ペースが速まる可能性も。また、米 株は割高感が強まっており、利上げが近づく中で調整リスクに留 意が必要 お客様各位 本レポートは、経済・金融市場の現状と見通しに ついて纏めた、みずほ銀行のお客様向けレポート の一部です。 本レポートをご入用の場合は、みずほ銀行のお取 引窓口までお問い合わせ下さい。 金融市場ウィークリー 編集/発行 みずほ銀行 みずほ総合研究所 〒100-0011 東京都千代田区内幸町 1-2-1 日土地内幸町ビル (メールアドレス:[email protected])
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