猫派ですが? 影蜥蜴 ︻注意事項︼ このPDFファイルは﹁ハーメルン﹂で掲載中の作品を自動的にP DF化したものです。 小説の作者、 ﹁ハーメルン﹂の運営者に無断でPDFファイル及び作 品を引用の範囲を超える形で転載・改変・再配布・販売することを禁 じます。 ︻あらすじ︼ 猫カワイイよね そんな話 目 次 1猫 ││││││││││││││││││││││││││ 1 1猫 猫 ツンデレでありながらもデレる時はとことんデレてくるというそ のギャップのようなものでとてつもない破壊力を備えたなんとも可 愛い生物 僕はそんな猫が大好きだ。 幼い時、親がつれてきた猫に懐かれた時の感動は今でも忘れないほ ど強烈な印象を僕に残した。猫カワイイ そんな感じで僕が猫大好きな様に家族も猫が大好きだ。 その中で1番猫を溺愛していたのは僕の姉だった。 まるで猫を我が子の様に可愛がり、猫と一緒に撮った写真をクロー ゼットの中に見えやすいように、それでいて厳重に飾っているほど だ。極めつけは猫とコミュニケーションをとるためか猫になりきり 1 語尾に﹁ニャン﹂をつけはじめるという行動とっている。 ⋮魚は苦手だが。 あと僕はその猫と対照的に犬が苦手だ。 別に犬が嫌いなわけじゃない。 ただ犬は飼っていないので接点もあまりないし、昔大型犬には襲わ れた記憶しかないのだ。 だから犬が嫌いではないが少し苦手である。しょうがないね さて、先ほども言った通り僕には姉がいて、その姉がとてもとても 猫を溺愛していると言った件を覚えているだろうか。 その姉だが、猫の良さを広めるためにと何故か猫アイドルというも のを目指しアイドルになって上京した。親は厳しい方ではないので 頑張るんだよていどだった。 そんな時に乗じて上京に興味があった僕も一緒に行きたいといっ ﹂と猫を相手するか たら姉からも親からもOKをもらった。やったね その時何故か姉は﹁デレない弟がデレたニャ のように撫でてきた。 !! 姉が猫を撫で慣れていたからか、撫でられて不覚にも気持ちいいと 思ってしまったのは秘密だ。 まぁそんな感じで上京した僕らは慣れない親のいない生活を頑張 りながら毎日を過ごした。 僕は毎日学校に行きながらもバイトを頑張る。 姉はあまり上手くいってないアイドル活動を頑張っていた。 しかし問題があった。 姉の入った事務所、なんと姉と相性が悪すぎたのだ。 今の時代はキリンアイドルだ 猫アイドルになりたい姉はそのことを言ったらしいのだが事務所 側の意見は﹁猫アイドルなんて古い ﹂だそうだ。なんでキリンやねん。 移る と言い出したがそんな上手くいくはずがない。 頑張っていた意味がほぼなくなりそうになった姉は他の事務所に ! ﹂なんて言って ! これから頑張らなくちゃ みく猫アイドルになれた そう思っていた。 ﹁レンくん ようになったニャ ﹂ !! ! 慰めは必要ないらしい。これからは僕も頑張らなくては。 これで猫の良さを広められる 失敗して帰って来たら落ち込んでいるだろうから慰めてあげよう。 も普通に考えて無理だろう。 見ず知らずの子供が﹁貴方の事務所に移りたいです おそらく移れずに元の事務所に戻ることになるだろう。いきなり 行ってしまった。 僕は止めたが姉はその事務所に移るために僕の言葉など気にせず !! ﹁⋮⋮⋮⋮えぇ⋮⋮。﹂ ! ! 2 !!
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