ーSSー 提督の休日 プリンでなにが悪いのか ︻注意事項︼ このPDFファイルは﹁ハーメルン﹂で掲載中の作品を自動的にPDF化したもので す。 小説の作者、 ﹁ハーメルン﹂の運営者に無断でPDFファイル及び作品を引用の範囲を 超える形で転載・改変・再配布・販売することを禁じます。 ︻あらすじ︼ 健全に考えた提督の休日です。 まだまだ至らない点等々あると思いますがよろしくお願いします。 内容としては提督メインの日常の平和なシーンです、ヤンデレ・病み等は全く御座い ません。 目 次 ーSSー 提督の休日 │││││ 1 ーSSー 提督の休日 ﹂ ? ﹁最近の提督ってセクハラ多いよなぁー﹂ ふと工厰の裏から声が聞こえた ﹁... んなある日 なのでいつもは訓練の様子を覗いたり鎮守府内の施設を利用させて貰っている。そ とはいっても鎮守府から出ることは無い、有事の際に指揮が執れなくなるからだ。 やっと休日が始まる。 点呼を済ませたのち、艦娘のスケジュールや勤務、資材運用を確認・引き継ぎしたら 未だになれる気配はない。 古きよき伝統などとはよく言ったものだ、叩き起こされるのはいいが叩き起こすのは があるからだ。 提督の朝は休日とは言えども早い、6時には当直勤務以外の鎮守府内の在籍者は点呼 何処と無く息を吐きながら体を伸ばす。 ﹁ふう...﹂ 1 ﹁私の計算では以前の3割増です。﹂ ﹁提督ったら本当に甘えん坊さんなのね∼﹂ 聞き覚えある声の重巡洋艦姿がそこにはいた、自分についての話のようだが盗み聞き は無遠慮なのでそっと離れた。 暫くして小さな丘の上についた、いつも昼寝に使っている丘だ。今日は先客が居るよ うだ。 分からないものに触ってはいけない 鎮守府生活で学んだこと... プリンツ﹁admilalさん、起きた ﹂ かった艦娘だ。今では秘書艦を勤めている。 プ リ ン ツ は 海 外 技 術 を 取 り 入 れ る た め の 海 外 遠 征 で か の 国 か ら 友 好 の 印 と し て 預 あえて触れずにそっと目を開けるとPrint・Eugenと目があった。 ?? 日がくれた頃、ふと頭の下に柔らかいものがあることに気がついた、決して短くない ー 暫くして ー 離れた場所で寝ることにした。 何やら後ろから妖しいオーラを醸し出しているネコが昼寝をしていた。躊躇したが ﹁...ニャー﹂ ーSSー 提督の休日 2 ? プリンツが微笑みながら訊いてくる。 ﹂ ! 女子特有のシャンプーの甘い香りがしたり、目のやり場に困ったり... たり、 入渠と別にお風呂に入ったのか寝間着から覗く肌が若干火照っていて朱が差してい 実際参加すると女子会というよりはお泊まり会に近かった。 折角の好意を無下にできるはずもなく、使用許可の出した多目的会議室に向かった。 鎮守府に着いた後、提督は重巡主催の女子会に何故か誘われた。 ざかった。 明日は何をしようか。 そんなことを二人で考えながら楽しげに二人の影が遠 く。 元気に返事を返してくる、その顔に見とれて思わず少し赤面しながら二人で歩いてい ﹁はい ﹁帰ろう、遅くなると間宮さんに悪い。﹂ そのまま立ち上がりプリンツに手を貸す。プリンツが立ったのを待って もらってたらしい。 不慮の事故が起こらないようにそっと体を起こす。どうやらプリンツに膝枕をして ﹁あぁ、今起きたところだ。﹂ 3 ーSSー 提督の休日 4 その場の流れに流されるようにして会は終わった。 1日の終わりに欠員がいないか点呼して就寝となる。今日もいい休日だったと思っ た。 ー完ー
© Copyright 2024 ExpyDoc