週刊日本株レポート (6/20~6/24) ~ 早ければ24日昼頃にも発表される英国の国民投票の結果 を受けて乱高下する展開 ~ 2016年6月20日作成 1.日米株式と円/ドルの推移 ドル 22,000 <円/ドル> <米国株> <日本株> 円 19,000 日経平均 130 円 NYダウ 円/ドル 125 20,000 18,000 18,000 17,000 16,000 16,000 105 14,000 15/06 15/08 15/10 15/12 16/02 16/04 16/06 15,000 15/06 15/08 15/10 15/12 16/02 16/04 16/06 100 15/06 15/08 15/10 15/12 16/02 16/04 16/06 120 115 110 (注)チャートは過去1年 単位 日経平均 NYダウ 円/ドル 円 ドル 円 2015/12/31 (前年末) 19,033.71 17,425.03 120.22 2016/5/31 (前月末) 17,234.98 17,787.20 110.73 2016/6/17 (前週末) 15,599.66 17,675.16 104.16 過去3年高値 水準 日付 20,952.71 2015/6/24 18,351.36 2015/5/19 125.86 2015/6/5 過去3年安値 水準 日付 12,702.67 2013/6/21 14,551.27 2013/6/24 94.44 2013/6/18 過去3年高値・安値はザラ場ベース / 当社が信頼できると判断した情報に基づき作成 2.日本株市場 先週の振り返り ~ 英国のEU(欧州連合)離脱に対する警戒感や円高ドル安の急速な進行を背景に 大幅続落 ~ 先週の日本株市場は、週間ベースで日経平均が▲1001.70円(▲6.03%)、TOPIXが▲79.89ポイント(▲6.00%)と なり、英国のEU離脱に対する警戒感と円高ドル安の急速な進行を背景に大幅続落となりました。業種別(東証33業種)に みると、全ての業種が下落しました。 週明け13日の日本株市場は、23日に英国の国民投票を控えてEU離脱に対する警戒感が高まってきたことや、一時105円 台まで円高ドル安が急速に進行したことなどを受けて、急落して始まりました。翌14日も続落して日経平均は16,000円 を割り込みました。その後16日には、①FOMC(米連邦公開市場委員会)で政策金利見通しが下方修正されたこと、②日 銀が金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決定したことなどから、一時103台まで円高ドル安が急速に進行したことな どを受けて、日経平均は一時15,300円台まで急落しました。週末は米国株市場の上昇や円高ドル安の一服などを受けて反 発して引けました。 3.今週の主な予定 日程 6月20日 曜日 Mon 6月21日 Tue 6月23日 Thu 6月24日 Fri 国・地域 日本 日本 米国 英国 米国 項目 貿易収支 全産業活動指数(前月比) イエレンFRB(米連邦準備理事会)議長の議会証言 22日まで 新築住宅販売件数 景気先行指標総合指数 EU残留・離脱を問う国民投票 耐久財受注(前月比) 日本 決算発表 : 6/24 髙島屋 米国 決算発表 : 6/21 フェデックス、アドビ・システムズ 米国 5月 4月 前回 8232億円 0.1% 5月 5月 619千件 0.6% 5月 3.4% 決算発表予定 他 ※ 当社が信頼できると判断した情報に基づき作成 4.日本株市場 今週の見通し ~ 早ければ24日昼頃にも発表される英国の国民投票の結果を受けて乱高下する展開 ~ 今週の日本株市場は、23日に行われる英国のEU離脱の是非を巡る国民投票を控え様子見姿勢が強まる中、横這い圏で推 移した後、早ければ24日昼頃に発表される投票結果を受けて乱高下する展開と予想します。英国の国民投票については、 先週のEU残留を支持する女性議員が離脱を支持する男性に殺害された事件をきっかけに世論調査において残留派が離脱 派をやや上回る展開となっていますが、依然拮抗している状況には変わりないため、国民投票の結果を確認するまで積極 的に売買を行う動きは控えられるとみています。一方、早ければ24日昼頃にも発表される投票結果が残留又は離脱のど ちらになろうとも、結果発表後はポジション整理の売買等を伴いながら、乱高下する展開を予想します。 その他の注目材料として、日本では21日の全産業活動指数、米国では21~22日に行われるイエレンFRB(米連邦準備 理事会)議長の議会証言や24日の耐久財受注などが挙げられます。 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第301号 加入協会:一般社団法人投資信託協会/一般社団法人日本投資顧問業協会 URL:http://www.alamco.co.jp 本資料は、朝日ライフ アセットマネジメント(以下、当社といいます)が、投資の参考となる情報提供を目的として作成したもので、特定の商品に対する投資勧誘を意図するものではあり ません。本資料は当社が信頼できると判断した情報に基づき作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。資料中に記載されたグラフ、数値等は過去の実 績であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。また、コメントについては作成日時点での判断であり、将来予告なく変わることがあります。最終的な投資決定はお客様ご 自身の判断でなさるようにお願いいたします。 1606140
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