週刊日本株レポート (8/15~8/19) ~ 底堅く推移するものの、日経平均17,000円台では上値も重い ~ 2016年8月15日作成 1.日米株式と円/ドルの推移 ドル 22,000 18,000 18,000 17,000 16,000 16,000 15/10 15/12 16/2 16/4 NYダウ 19,000 日経平均 20,000 14,000 15/8 <円/ドル> <米国株> <日本株> 円 15,000 16/6 15/8 15/10 15/12 16/2 16/4 16/6 16/8 130 円 125 120 115 110 105 100 95 15/8 円/ドル 15/10 15/12 16/2 16/4 16/6 16/8 (注)チャートは過去1年 単位 日経平均 NYダウ 円/ドル 円 ドル 円 2015/12/31 (前年末) 19,033.71 17,425.03 120.22 2016/7/29 (前月末) 16,569.27 18,432.24 102.06 過去3年高値 水準 日付 20,952.71 2015/6/24 18,638.34 2016/8/11 125.86 2015/6/5 2016/8/12 (前週末) 16,919.92 18,576.47 101.30 過去3年安値 水準 日付 13,188.14 2013/8/28 14,719.43 2013/10/9 95.93 2013/8/12 過去3年高値・安値はザラ場ベース / 当社が信頼できると判断した情報に基づき作成 2.日本株市場 先週の振り返り ~ 市場予想を上回る米国雇用統計の発表を受け米国株市場が堅調に推移する中、 大幅反発 ~ 先週の日本株市場は、週間ベースで日経平均が+665.47円(+4.09%)、TOPIXが+43.32ポイント(+3.38%)となり、 市場予想を上回る米国雇用統計の発表を受け米国株市場が堅調に推移する中、大幅反発しました 。 業種別(東証33業種)にみると、ゴム製品のみが下落し、その他の業種は水産・農林業、機械、鉱業を上位に上昇しまし た。 週明け8日の日本株市場は、市場予想を上回る雇用統計の発表を受けて米国株市場が大きく上昇したことや円安ドル高が進 行したことなどから、大幅反発して始まりました。その後週末にかけても、①NYダウが史上最高値を更新するなど米国株 市場が堅調に推移したこと、②10日、下落局面で日銀がETF(指数連動型上場投資信託受益権)を707億円買入れたこと (8/4以降、1日当たりの買入れ額を倍増)で下値がサポートされたこと、③原油価格の急反発を受けて資源関連株が大き く上昇したことなどから、堅調に推移しました。 3.今週の主な予定 日程 8月15日 8月16日 曜日 Mon 国・地域 項目 前回 日本 GDP(国内総生産)速報値(季調済/前期比) 米国 ニューヨーク連銀製造業景気指数 8月 0.55 住宅着工件数 7月 1,189千件 CPI(消費者物価指数)(除食品&エネルギー/前年比) 7月 2.3% 鉱工業生産(前月比) 7月 Tue 米国 4-6月期 1.9% 0.6% 8月17日 Wed 米国 FOMC議事要旨(7月26日-27日分) ― 8月18日 Thu 日本 貿易収支 7月 フィラデルフィア連銀製造業景況指数 8月 -2.9 景気先行指標総合指数 7月 0.3% 日本 全産業活動指数(前月比) 6月 -1.0% 日本 決算発表 : 8/17 ドンキホーテホールディングス 米国 決算発表 : 8/17 シスコシステムズ、アナログ・デバイセズ 8/18 ウォルマート、アプライド・マテリアルズ、ギャップ 米国 8月19日 Fri ― 6,931億円 決算発表予定 他 ※ 当社が信頼できると判断した情報に基づき作成 4.日本株市場 今週の見通し ~ 底堅く推移するものの、日経平均17,000円台では上値も重い ~ 今週の日本株市場は、お盆休みで薄商いが続く中、①日銀によるETF買入れが下値不安を和らげていること、②ドル円が 101円台で推移するなど、円高ドル安圧力が和らいでいることなどから、底堅く推移すると予想します。但し、① 2016年4-6月期GDP(国内総生産)成長率が市場予想を下回り前期比年率+0.2%に留まったこと、②円高懸念が払拭 されないこと、③今年に入り、日経平均17,000円前後の水準で出来高が膨らんでいることなどから、日経平均が 17,000円を上回る局面では売り圧力が高まりやすく、上値も重くなるとみてます。 その他の注目材料として、日本では18日の貿易収支、米国では15日のニューヨーク連銀製造業景気指数などの経済指標 に加え17日のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨などが挙げられます。 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第301号 加入協会:一般社団法人投資信託協会/一般社団法人日本投資顧問業協会 URL:http://www.alamco.co.jp 本資料は、朝日ライフ アセットマネジメント(以下、当社といいます)が、投資の参考となる情報提供を目的として作成したもので、特定の商品に対する投資勧誘を意図するものではあり ません。本資料は当社が信頼できると判断した情報に基づき作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。資料中に記載されたグラフ、数値等は過去の実 績であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。また、コメントについては作成日時点での判断であり、将来予告なく変わることがあります。最終的な投資決定はお客様ご 1608115 自身の判断でなさるようにお願いいたします。
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