週刊日本株レポート (12/28~1/1)

週刊日本株レポート (12/28~1/1)
~ 市場参加者が限定的となる中、方向感に乏しい展開 ~
2015年12月28日作成
1.日米株式と円/ドルの推移
130
ドル
円
<円/ドル>
<米国株>
<日本株>
22,000
円
NYダウ
19,000
日経平均
20,000
18,000
18,000
円/ドル
125
120
17,000
115
16,000
16,000
14,000
14/12 15/02 15/04 15/06 15/08 15/10 15/12
15,000
14/12 15/02 15/04 15/06 15/08 15/10 15/12
110
14/12 15/02 15/04 15/06 15/08 15/10 15/12
(注)チャートは過去1年
単位
日経平均
NYダウ
円/ドル
円
ドル
円
2014/12/31
(前年末)
17,450.77
17,823.07
119.78
2015/11/30
(前月末)
19,747.47
17,719.92
123.11
2015/12/25
(前週末)
18,769.06
17,552.17
120.33
過去3年高値
水準
日付
20,952.71
2015/6/24
18,351.36
2015/5/19
125.86
2015/6/5
過去3年安値
水準
日付
10,107.34
2012/12/26
12,883.89
2012/12/31
84.76
2012/12/26
過去3年高値・安値はザラ場ベース / 当社が信頼できると判断した情報に基づき作成
2.日本株市場 先週の振り返り
~ 海外投資家の休暇による薄商いと円高ドル安の進行で軟調な展開 ~
先週の日本株市場は、週間ベースで日経平均が▲217.74円(▲1.15%)、TOPIXが▲20.91ポイント(▲1.36%)とな
り、海外投資家の休暇による薄商いと円高ドル安の進行で軟調な展開となりました。業種別(東証33業種)にみると、水
産・農林業、保険業、鉱業など8業種が上昇する一方、不動産業、証券・商品先物取引業、電気・ガス業など25業種が下落
しました。
週明け21日の日本株市場は、先々週末に米国株市場が大幅に下落したことから、下落して始まりました。その後は、海外
投資家のクリスマス休暇入りなどの影響もあり、日本株市場は売買が細る中、軟調に推移しました。欧米株市場が反発した
ことを受けて、日経平均は一時19,000円を回復する場面も見られたものの、週末は円高ドル安が120円台前半まで進行し、
日経平均は18,700円台まで下落して引けました。
3.今週の主な予定
日程
曜日
国・地域
12月28日
Mon
日本
項目
前回
鉱工業生産(前月比)
11月
1.4%
S&P/ケース・シラー住宅価格指数(前月比・季調済)
10月
0.61%
消費者信頼感指数
12月
90.4
12月29日
Tue
米国
12月30日
Wed
日本
大納会
12月31日
Thu
米国
シカゴ購買部協会景気指数
12月
48.7
1月1日
Fri
中国
製造業PMI
12月
49.6
決算発表予定 他
日本
決算発表:12/28 しまむら
4.日本株市場 今週の見通し
※ 当社が信頼できると判断した情報に基づき作成
~ 市場参加者が限定的となる中、方向感に乏しい展開 ~
今週の日本株市場は、国内外とも①市場参加者が注目する経済指標の発表は少なく、政策を決定する会議等のイベントも
ないこと、②30日の大納会を控え、市場参加者が限定的となることなどから、方向感に乏しい展開と予想します。但し、
金融市場全般において、売買が細りやすくなる中、為替市場等他の金融市場で大きな動きがみられた場合、日本株市場も
通常以上に影響を受けやすく、値動きが激しくなるとみています。
今年も色々大きな動きがありましたが最大のイベントは、FRB(米連邦準備理事会)が紆余曲折を経て2008年のリーマ
ンショック以来7年振りにゼロ金利を解除できたことだと考えます。来年もFRBの金融政策の動向に加え、量的緩和を続
ける日銀やECB(欧州中央銀行)の動向が日本株市場に大きな影響を与えるとみて、注目していきたいと思います。
今年1年間、誠に有難うございました。来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第301号
加入協会:一般社団法人投資信託協会/一般社団法人日本投資顧問業協会
URL:http://www.alamco.co.jp
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