週刊日本株レポート (7/21~7/24) ~ ギリシャ債務問題に対する懸念後退を受けて反発基調が続く ~ 2015年7月21日作成 1.日米株式と円/ドルの推移 <円/ドル> <米国株> <日本株> 19000 21000円 ドル 日経平均 NYダウ 19000 18000 17000 17000 15000 16000 13000 14/07 14/09 14/11 15/01 15/03 15/05 15/07 15000 14/07 14/09 14/11 15/01 15/03 15/05 15/07 130 円 円/ドル 125 120 115 110 105 100 95 14/07 14/09 14/11 15/01 15/03 15/05 15/07 (注)チャートは過去1年 単位 日経平均 NYダウ 円/ドル 円 ドル 円 2014/12/31 (前年末) 17,450.77 17,823.07 119.78 2015/6/30 (前月末) 20,235.73 17,619.51 122.50 2015/7/17 (前週末) 20,650.92 18,086.45 124.09 過去3年高値 水準 日付 20,952.71 2015/6/24 18,351.36 2015/5/19 125.86 2015/6/5 過去3年安値 水準 日付 8,328.02 2012/7/25 12,471.49 2012/11/16 77.13 2012/9/13 過去3年高値・安値はザラ場ベース / 当社が信頼できると判断した情報に基づき作成 2.日本株市場 先週の振り返り ~ ギリシャ債務問題への懸念が後退したことを受けて連日上昇 ~ 先週の日本株市場は、週間ベースで日経平均が+871.09円(+4.40%)、TOPIXが+79.39ポイント(+5.01%)となり、 日本株市場はギリシャ債務問題への懸念が後退したことを受けて連日上昇しました。業種別(東証33業種)にみると、全 ての業種が上昇しました。 週明け13日の日本株市場は、先々週末の欧米株市場の上昇やギリシャ支援策の協議の進展、円安ドル高への推移などから、 日経平均は2万円を回復して始まりました。翌14日には、ギリシャとEU(欧州連合)が金融支援の継続で合意したことな どを受け欧米株市場が上昇し、日本株市場も続騰しました。その後週末にかけても、①ギリシャ議会が財政改革法案を可決 し、ギリシャ債務問題への懸念が後退したこと、②米国の企業業績や経済指標の良好な結果などを受けて米国株市場が堅調 に推移したこと、③円安ドル高に推移したことなどから、連日上昇して引けました。 3.今週の主な予定 日程 曜日 国・地域 7月22日 Wed 日本 全産業活動指数(前月比) 5月 0.1% 日本 貿易収支 6月 -2172億円 米国 景気先行指標総合指数 6月 0.7% 米国 新築住宅販売件数 6月 546千件 日本 決算発表 : 7/21 安川電機 7/22 日本電産 7/23 信越化学、中外製薬 7/24 NRI、富士通ゼネラル、ジャフコ 米国 決算発表 : 7/20 モルガン・スタンレー、IBM 7/21 ベライゾン・コミュニケーションズ、アップル、マイクロソフト、ヤフー、ユナイ テッド・テクノロジーズ 7/22 ボーイング、コカ・コーラ、クアルコム、アメリカン・エキスプレス、テキサス・インスツルメンツ(TI)、サ ンディスク 7/23 ダウ・ケミカル、マクドナルド、ゼネラル・モーターズ(GM)、キャタピラー、スターバックス、アマゾン・ドット・コム、ビ ザ、3M、AT&T、コムキャスト 7月23日 Thu 7月24日 Fri 決算発表予定 他 項目 4.日本株市場 今週の見通し 前回 ※ 当社が信頼できると判断した情報に基づき作成 ~ ギリシャ債務問題に対する懸念後退を受けて反発基調が続く ~ 今週の日本株市場は、先週、ギリシャ議会が財政改革法案を可決したことを受けてEUやECB(欧州中央銀行)がギリ シャ向け金融支援を継続する姿勢をみせていることから、ここ1ヵ月程度の間、世界的な株式市場の下押し圧力となった ギリシャ債務問題に対する懸念は一旦後退し、反発基調が続くと予想します。 その他注目材料としては、日本では東芝の不適切会計を受けた証券取引等監視委員会や東京証券取引所などの対応、米国 では本格化する2015年4-6月期の決算発表の動向が挙げられます。 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第301号 加入協会:一般社団法人投資信託協会/一般社団法人日本投資顧問業協会 URL:http://www.alamco.co.jp 本資料は、朝日ライフ アセットマネジメント(以下、当社といいます)が、投資の参考となる情報提供を目的として作成したもので、特定の商品に対する投資勧誘を意図するものではあり ません。本資料は当社が信頼できると判断した情報に基づき作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。資料中に記載されたグラフ、数値等は過去の実 績であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。また、コメントについては作成日時点での判断であり、将来予告なく変わることがあります。最終的な投資決定はお客様ご 自身の判断でなさるようにお願いいたします。 1507156
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