2015 SYLLABUS 科 目 名 学習心理学 対象学年・学科 1 年社会福祉学科 福祉心理コース 開講時期 単位 前期 2 担当教員 遠藤 正雄 担当形態 単独 ■到達目標■ 1.動物の学習理論を学び、動物と人間の連続性に関する問題を論じることができる。 2.人間に関する学習の原理を学ぶことで、高次精神機能のメカニズムを理解し、説明できる。 3.学習心理学の研究成果を教育、産業、臨床活動といった実践の場への適用について論じられる。 ■授業概要■ 動物および人間の学習行動に関する諸研究を概観し、学習過程における基本原理を理解する。心理学的知 見を踏まえ、日常場面での活かし方について具体的に学習する。 ■授業計画■ 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 ガイダンス:学習とは何か 動物の学習(1):連合説と学習 動物の学習(2):認知説と学習 学習曲線と学習方法 学習の転移 動機づけと学習 授業における学習理論 記憶過程(1):ワーキングメモリと学習 記憶過程(2):長期記憶と学習 知識の獲得 問題解決と推理 読み書きと学習 障害と学習(1):自閉症と学習 障害と学習(2):LD・ADHD と学習 コンピュータと学習 ■授業の方法・メッセージ■ 視聴覚教材を用いながら,講義形式で行う。 出席率が 3 分の 2 に満たない場合は履修の認定をしない。 授業終了時に小テストを行う.その日の内容の確認や試験前の学習に積極的に役立ててほしい。 ■授業時間外の学習■ あらかじめ配布された資料を授業前に読み、疑問点についてまとめておくこと。また、授業で実施された 小テストを用いて復習を行い、理解を深めること。 ■評価の方法■ 試験の成績(60%)、レポート(20%)、平常点(20%)を総合して評価する。 ■テキスト■ 授業時に配布・呈示する資料に沿って授業を行う。推薦図書として以下を挙げる。 【書 名】 学習心理学の最先端 【著 者】 多鹿秀雄 編著 【出版社】 あいり出版 【価 格】 2,052 円 神戸医療福祉大学
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