2015 SYLLABUS 科 目 名 倫理学 II 対象学年・学科 開講時期 単位 1 年全学科 後期 2 担当教員 森本 誠一 担当形態 単独 ■到達目標■ この授業を履修することで、受講生は次のことができるようになります。 (1)現代社会の倫理的諸問題に気づくことができる (2)現代社会の倫理的諸問題について批判的に考えることができる ■授業概要■ 倫理学は善悪、正不正に関する学問です。この授業では倫理学の基本的な考え方を学んだ上で、安楽死・ 尊厳死、脳死・臓器移植、生殖補助医療といった生命・医療倫理学上の諸問題、気候変動・生物多様性とい った環境倫理学上の諸問題、そして情報倫理や報道倫理など現代の代表的な倫理的問題について学修します。 ■授業計画■ 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 導入 生命・医療倫理学 安楽死・尊厳死 脳死・臓器移植 生殖補助医療① 人工授精、体外受精、顕微授精 生殖補助医療② 人工妊娠中絶 生殖補助医療③ 代理母 中間のふり返り 環境倫理① 気候変動、生物多様性 環境倫理② 世代間倫理 環境倫理③ 人間中心主義 地球規模の倫理学 情報倫理 報道倫理 全体のふり返り・まとめ ■授業の方法・メッセージ■ この授業は講義形式ですが、受講生との対話を通じて授業を進めていきます。授業では時事問題について みなさんによく尋ねます。決して堅苦しい雰囲気の授業ではありませんので、肩の力を抜いて授業に参加し てもらえればと思います。 ■授業時間外の学習■ 授業中の指示に従って教科書を事前に読んでから授業に参加すること。また、授業中に配布する資料に目 を通してから授業に出席し、授業後に講義ノートと合わせて復習すること。さらに授業のテーマと関連する 出来事を新聞・雑誌・インターネットなどで確認すること。 ■評価の方法■ 受講態度(積極的な発言など) 30%、定期試験 70%。3 分の 1 を超えて欠席したものは評価の対象としない。 ■テキスト■ 授業中に指示 神戸医療福祉大学
© Copyright 2024 ExpyDoc