地域福祉論 - 神戸医療福祉大学

2015 SYLLABUS
科
目
名
地域福祉論
対象学年・学科
開講時期
単位
担当教員
担当形態
2、3 年社会福祉学科
2、3 年経営福祉ビジネス学科
後期
2
井土 睦雄
単独
■到達目標■
人間が求めてやまない幸福追求からは逆行するような虐待や社会的孤立、生活困窮問題等が地域で発生し
続け、生命と人権の尊重が失われつつある。それらの問題に対して、人間同士の共同性(コミュニティ)と地
域福祉支援を進展させ、安心と生きがいに満ちた地域を創り出す考え方と方法を理解する。
■授業概要■
1. 地域福祉の問題を取り上げ、その意味を考え、救済や援助、解決に導く理論や理念を学ぶ。
2.地域福祉の発達過程や政策、制度に関する内容を把握し、地域福祉の必要性を学ぶ。
3.行政・公的機関と民間事業者、地域住民が、専門職と協働しながら、地域福祉を推進させていることを
学ぶ。
■授業計画■
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
地域に発生する様々な社会福祉問題
地域福祉の意味
地域福祉の理論
住民参加の意義と必要性
地域福祉の発達過程 イギリス、アメリカ
地域福祉の発達過程 日本
地域福祉の主体と対象 社会福祉法と地域福祉推進
地域福祉における行政の役割
公民協働による新たな公共の構築
地域福祉における社会福祉協議会の役割
民間の組織・住民の役割 NPO・民間非営利団体
地域住民・住民自治組織
地域福祉の専門職
地域福祉を担う人材
まとめ
■授業の方法・メッセージ■
講義形式です。映像等の視覚教材やプリント資料を提供しながら、地域福祉の実状が理解できるように心
がけます。
原則、出席が 3 分 2 以上ない場合は履修の認定をしませんので注意してください。
■授業時間外の学習■
小レポート提出を適宜求めますので、テキスト内容等を参考に、感想や意見が記せるように努力してくだ
さい。
日頃からニュース報道等に接し、地域で起こっている福祉問題に関心を持てるようにしてください。
■評価の方法■
授業態度、レポート内容、試験結果により評価します。
平常点 10% レポート 20%
定期試験 70%
■テキスト■
【書 名】
【著 者】
【出版社】
【価 格】
地域福祉の理論と方法
坪井 真 木下 聖
編
(株)みらい
2,808 円
神戸医療福祉大学