2015 SYLLABUS 科 目 名 対象学年・学科 介護コミュニケーション技術 1 年社会福祉学科 介護福祉コース 開講時期 単位 後期 2 担当教員 横尾 英子 担当形態 単独 ■到達目標■ 介護は「コミュニケーションで始まりコミュニケーションで終わる」と言われている。介護に係わる人の コミュニケーション能力は高齢者の生活の質を左右する。高齢者が尊厳を保ちその人らしく生活するために は直接かかわりを持つ援助者の人間力が求められる。 よい人間関係を築くためには、援助者自身が自己覚知をし、良い人的環境となれるようコミュニケーション のあり方を理解する。 ■授業概要■ コミュニケーションは自己覚知が重要なのでそのための演習を多く取り入れている。また、基本的なコミ ュニケーションの理解と、共に演習を通して実際のコミュニケーションのあり方を学ぶ。 ■授業計画■ 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 介護におけるコミュニケーション 介護におけるコミュニケーションの役割 援助者の自己覚知 演習 Ⅰ 援助者の自己覚知 演習 Ⅱ 利用者への傾聴、感情表現を察する技法 利用者の納得と同意を得る技法 利用者の意欲を引き出す技法 質問の技法、相談・助言の技法 利用者と家族の意向を調整する技法 コミュニケーション障害の理解 障害のある利用者への対応 特性に応じたコミュニケーションⅠ 特性に応じたコミュニケーションⅡ チームのコミュニケーション 認知症の人へのコミュニケーション ■授業の方法・メッセージ■ テキストの中から特に介護に直結したコミュニケーションの重要な内容を選択して授業を展開する。 演習が多くなるので真面目に参加し、実際のコミュニケーションのあり方を体で学んでほしい。 パワーポイントなどの資料を保存するファイル(A4)を準備する。 ■授業時間外の学習■ コミュニケーションは日常生活の中で培っていくものである。日常のコミュニケーションのあり方が、援 助の中で生かされるので、友達や先生、家族の中で正しいコミュニケーションのあり方を考察し実施する習 慣を身につけていくことが大切である。 ■評価の方法■ 定期テスト 70% 平常点 30% ■テキスト■ 【書 名】 コミュニケーション技術 【著 者】 介護福祉士養成講座編集委員会 【出版社】 中央法規出版 【価 2,376 円 格】 編集 神戸医療福祉大学
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