東京藝術大学卒業・修了制作展２００８ Tokyo National University of Fine Arts and Music The Graduation Works Exhibitions 友人の母親に挨拶に行くと、その母親が﹁あなたが ○ ○ をモデルに頼んでくれて、（７６２）それから暫く経って、友人の状況は好転し結婚式に呼ばれたときのことです。観てくれたことが印象的でした。展示のときにも友人は足を運んでくれ、私の絵の前で、ずっと動かずに長時間その友人から絵と向き合うエネルギーをもらい描き上げました。ロになりながら、一生懸命、正直にまっすぐ生きている姿が美しく思えたのです。その友人は端整で味のある顔立ちだったこともあるのですが、心も体もボロボり、悩んでいた友人を描こうと思いました。りそま以私のす前はと。、、大絵きは学を植四描物年くとのと人卒き物業にを制、描作誰いでにた、向﹁けの想てで春描す﹂くがとの、いかそうをのタまモイずデト考ルルえにのま、絵す当を。時描色い々たなここととががああ﹃逸遊﹄いつゆう表紙絵・文：あの日から自信と元気を取り戻してくれたのよ。命の恩人です。﹂と言われたの高須綾子私自身も普段の生活の中にも幸せを見つけ、絵を描くときにも楽しく描くとい 1 なのです。私の周りの友人や家族みんなが笑顔でいてくれることが私の願いであり、幸せしく毎日を送っていこうというメッセージが込められています。で描普すこき今カ段。のま回ッの絵しのコ生のた表よ活作。紙くのには品中載あのでせりタ辛てまイいいせトこたんルとだがでやい、あ、たそる悲絵れ﹁しもが逸いつい、私遊ゆうこ家の﹂と族中ともやのはた友テ、﹁く人ー気さ、マまん私にまあのなにる周っ楽けりたしれにのむどいで﹂、るすとみ人。いんのうなた意でめ味楽に CLINICIAN ’08 NO. 571 ました。その一言で、まずは自分の周りの人のために心を込めて描こうと思うようになり取られていて、結局何を目指して描いていけばいいのか分からなかった私ですが、の私残でい上と誰とのるす手。かきほも。のかうの絵くたらががを描め私救あ描きにのわりくた、中れま中い一でたしでと人絵思たそかでをい。ん、も描で自なカいくし分言ッい意たの葉コか味。描をイらが私く言イ幸大の絵わ絵せき絵にれをのくを自た描種変御信のきをわ守がはた蒔っり失初いけてのくめとたいよなてからきうっだ、、まにてっそこし思いたんんたったしなな。てと、こくき私幸とれだのせばてっ心なかいたにこりるの大とに。できは気そ、くなを（７６３）これからも絵を描き続けていきたいと思っています。（７６４）私の絵を見た方が、一人でも幸せな気持ちになってくれることを祈りながら、それが全てです。心の赴くままに描きたいものを描きたいように描く。 CLINICIAN ’08 NO. 571 うことを第一に心掛けています。 2 ＊卒本業誌・５修７了０制号作、展５の７作１品号とにエわッたセりイ、を平お成０届２け年い東た京し藝ま術す大。学 3 CLINICIAN ’08 NO. 571 紙本彩色、岩絵具︵１８２ × ２２７ ! ︶、︿表紙﹀﹁逸いつ遊ゆう﹂２００８年２００８年２００７年２００５年２００２年１９７９年東京藝術大学修士課程美術研究科修了第一研究室研究発表展︵東京藝術大学陳列館︶東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻入学茨城県生まれ︵高須綾子プロフィール︶（７６５）