湿り空気線図(圧力に依存) 練習問題例題6-4 • 1気圧,35℃で相対湿度40%の空気で満 たされた部屋を考える.湿り空気線図を用 いて,空気の (a) 絶対湿度 (b) 比エンタルピー (c) 湿球温度 (d) 露点温度 (e) 比容積,を求めよ 快適さと空気調和 • 人体からの排熱量(男) – 睡眠中87W – 休息中やオフィスでの仕事115W (70:30) – 激しい肉体運動440W (40:60) • 排熱は, – 対流やふく射による顕熱による発散 – 汗の蒸発による潜熱による発散 • 人間の快適さは,主に – (乾球)温度,相対湿度,および,空気の流れ 様々な空気調和過程 • 空調過程 – – – – 単純暖房 単純冷房 加湿 除湿 • 定常流れとしてモデル化 – 質量保存 mÝa,i mÝa,e mÝw,i mÝw,e or mÝa,ii mÝa,e e – エネルギー保存 QÝ WÝ mÝe he mÝi hi 単純暖房と単純冷房(=一定) • 10℃で相対湿度30%の屋 外の空気を,45 m3/min の一定の割合で25℃,相 対湿度60%の空気に変え る空調システムがある.屋 外の空気はまず加熱部で 22℃まで加熱され,次に 加湿部で熱い蒸気が噴射 される.この全過程が100 kPaの圧力で行われると 仮定して • (a) 加熱部において単位 時間あたりに供給される 熱量と • (b) 加湿部において要求さ れる上記の質量流量を求 めよ. 加湿暖房例題6-5 除湿冷房例題6-6 • 1気圧,30℃で相対湿 度80%の空気が窓用 エアコンに10 m3/min の割合で入り,14℃の 飽和空気となって出て 行く.空気中の水分の 一部はこの過程中に凝 縮し,同じ温度で排出さ れる.この空気から単 位時間あたり取り除か れる熱量と水分量を求 めよ.
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