Report

Market
Report
2015 年 2 ⽉ 3 ⽇
Shinko Asset Management Co., Ltd.
オーストラリアも世界的な⾦融緩和トレンドに追随
◆オーストラリア準備銀⾏が約 1 年半ぶりの利下げ
RBA(オーストラリア準備銀⾏)は、2 ⽉ 3 ⽇、定例理事会を開催し政策⾦利であるオフィシャル・キャッシュ・
レートを 0.25%引き下げ過去最低の 2.25%にすると発表しました(2 ⽉ 4 ⽇より実施)。政策⾦利引き下げの決定
は 2013 年 8 ⽉以来約 1 年半ぶりです。RBA は声明において、「最新の情報と経済⾒通しの変更を考慮し、政策⾦
利の⼀段の引き下げが妥当と判断した」としています。
直近のエコノミスト予想(ブルームバーグ調べ)では、政策⾦利を据え置くとの⾒⽅が⼤勢を占めていたものの、
オーストラリアと同じく資源国であるカナダの中央銀⾏が 1 ⽉ 21 ⽇に予想外の利下げに踏み切って以降、OIS(翌
⽇物⾦利スワップ)市場は RBA の 2 ⽉会合における利下げを⼀部で織り込む動きとなっていました。
【政策金利の推移】
(%)
5.0
4.5
4.0
3.5
3.0
2.5
2.0
10/1
10/7
11/1
11/7
12/1
12/7
13/1
13/7
14/1
14/7
15/1
(年/月)
期間:2010年1月4日~2015年2月4日(日次) 出所:ブルームバーグのデータを基に新光投信作成
【OIS市場が織り込む政策金利変更確率】
(%)
20
0
-20
-40
-60
-80
-100
14/8
14/9
14/10
14/11
14/12
15/1
期間:2014年8月1日~2015年2月2日(日次) 出所:ブルームバーグのデータを基に新光投信作成
※OIS金利から推計される次回会合で政策金利が0.25%変更される確率。プラスの場合は利上げ、マイナスの場合は利下げ
15/2
(年/月)
上記グラフは過去の実績、過去の時点における予測値を⽰したものであり、将来の経済、市況、その他の投資環境にかかる動向などを⽰唆あるいは保証する
ものではありません。
当資料は新光投信が作成したものであり、⾦融商品取引法に基づく開⽰書類あるいは販売⽤資料のいずれでもありません。当資料は証券投資の参考と
なる情報の提供を⽬的とし、投資の勧誘を⽬的としたものではありません。当資料は信頼できると考えられるデータなどに基づき作成していますが、
その内容の正確性・完全性を保証するものではありません。当資料は事前の通知なしに内容を変更することがあります。特定ファンドの購⼊のお申し
込みの際は、販売会社から投資信託説明書(交付⽬論⾒書)および契約締結前交付書⾯など(⽬論⾒書補完書⾯を含む)をあらかじめお受け取りのう
え、詳細をよくお読みいただき、投資に関する最終決定は、ご⾃⾝の判断でなさるようお願いします。
cn16277
( 1 / 3)
Market
Report
2015 年 2 ⽉ 3 ⽇
Shinko Asset Management Co., Ltd.
◆声明からうかがえる利下げの理由
RBA の今回の声明と前回 2014 年 12 ⽉の声明を⽐較すると、①2015 年の世界経済は緩慢なペースでの成⻑とな
ると想定されること、②オーストラリア経済のトレンド成⻑率(⻑期平均)を下回るペースでの成⻑はやや⻑期化
し、失業率のピークは当初想定されていた⽔準よりも⾼いとみられること――などが新たに加わっており、従来よ
りも慎重な景気⾒通しが利下げの直接的な理由になったと考えられます。景気⾒通しの詳細については RBA が 2 ⽉
6 ⽇に公表する四半期⾦融政策報告書で提⽰される予定でありその内容も注⽬されます。
この他、為替の⽔準について、
「過去数ヵ⽉、豪ドルは対⽶ドルで顕著に下落したものの、通貨バスケット(貿易
総額などで加重した為替レート)に対する下落幅は(対⽶ドルに⽐べて)⼩幅である」との記述がみられることか
ら、⽶国を除く主要国の中央銀⾏が⼀段の⾦融緩和に踏み切るなか、豪ドルの相対的な上昇を回避するとの意図も
働いたと推察されます。
なお、今後の⾦融政策の⽅向性に関して今回の声明に⼿がかりはほとんどないものの、家計所得の低調な伸びを
背景にインフレリスクが限定的ななか、資源価格下落による国⺠所得の低迷という課題に直⾯するとみられること
を考慮すれば、RBA が追加利下げに踏み切る可能性は排除できません。
◆追加利下げの可能性が残るなか、資源安により豪ドルは軟調な展開に
今後の豪ドル相場の展望ですが、RBA が追加利下げに踏み切る可能性が残ること、供給過剰を背景に鉄鉱⽯など
オーストラリアの主要輸出品価格の下落に⻭⽌めがかからないことから、豪ドルは当⾯主要通貨に対して軟調に推
移すると想定されます。しかし、ECB(欧州中央銀⾏)が新たに国債買⼊れプログラムを導⼊するなど、主要国が
積極的な⾦融緩和に踏み切るなか、相対的に⾼利回りであるオーストラリア国債への需要は根強いとみられること
から、⼀定の下落をみた後に徐々に底堅さを取り戻すと考えられます。
【 豪ドルの推移】
(円)
110
(米ドル)
1.2
円/豪ドル(左軸)
100
1.1
米ドル/豪ドル(右軸)
1.0
90
0.9
80
70
10/1
豪ドル高↑
豪ドル安↓
10/7
11/1
11/7
12/1
期間:2010年1月4日~2015年2月3日(日次、2月3日は13時現在)
12/7
13/1
13/7
14/1
0.8
14/7
0.7
15/1
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータを基に新光投信作成
上記グラフは過去の実績を⽰したものであり、将来の経済、市況、その他の投資環境にかかる動向などを⽰唆あるいは保証するものではありません。
以上
当資料は新光投信が作成したものであり、⾦融商品取引法に基づく開⽰書類あるいは販売⽤資料のいずれでもありません。当資料は証券投資の参考と
なる情報の提供を⽬的とし、投資の勧誘を⽬的としたものではありません。当資料は信頼できると考えられるデータなどに基づき作成していますが、
その内容の正確性・完全性を保証するものではありません。当資料は事前の通知なしに内容を変更することがあります。特定ファンドの購⼊のお申し
込みの際は、販売会社から投資信託説明書(交付⽬論⾒書)および契約締結前交付書⾯など(⽬論⾒書補完書⾯を含む)をあらかじめお受け取りのう
え、詳細をよくお読みいただき、投資に関する最終決定は、ご⾃⾝の判断でなさるようお願いします。
cn16277
( 2 / 3)
Market
Report
2015 年 2 ⽉ 3 ⽇
Shinko Asset Management Co., Ltd.
投資信託へのご投資に際しての留意事項
【投資信託にかかるリスクについて】
投資信託は、主に国内外の株式や公社債などの値動きのある証券を投資対象としています。投資した当該資
産の市場における取引価格の変動や為替相場の変動などの影響により基準価額が変動します。これらの運⽤に
よる損益は、すべて投資者のみなさまに帰属します。したがって、投資者のみなさまの投資元本は保証されて
いるものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。なお、投資信
託は預貯⾦とは異なります。
【投資信託にかかる費⽤について】
新光投信が運⽤する投資信託については、ご投資いただくお客さまに以下の費⽤をご負担いただきます。
■購⼊時に直接ご負担いただく費⽤
・購⼊時⼿数料:上限 4.104%(税抜 3.8%)
■換⾦時に直接ご負担いただく費⽤
・信託財産留保額:上限 0.5%
・公社債投信およびグリーン公社債投信の換⾦時⼿数料
:取得年⽉⽇により、1 万⼝につき上限 108 円(税抜 100 円)
・その他の投資信託の換⾦時⼿数料:ありません。
■投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費⽤
・運⽤管理費⽤(信託報酬):年率で上限 2.484%(税抜 2.4%)
■その他の費⽤・⼿数料
・上記以外にファンドの監査報酬、有価証券売買時の売買委託⼿数料、資産の保管などに要する費⽤などがかかり
ます。
「その他の費⽤・⼿数料」については、定率でないもの、定時に⾒直されるもの、売買条件などに応じて異
なるものなどがあるため、当該費⽤および合計額などを表⽰することができません。
◎⼿数料などの合計額については、購⼊⾦額や保有期間などに応じて異なりますので、表⽰することができません。
《ご注意》
上記に記載しているリスクや費⽤項⽬につきましては、⼀般的な投資信託を想定しております。費⽤の料率につき
ましては、新光投信が運⽤するすべての投資信託(設定前のものを含みます。)のうち、お客さまにご負担いただく、
それぞれの費⽤における最⾼の料率を記載しております。
投資信託は、それぞれの投資信託ごとに投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国などが異なること
から、リスクの内容や性質が異なり、費⽤もそれぞれの投資信託により異なりますので、ご投資をされる際には、
事前によく投資信託説明書(交付⽬論⾒書)や契約締結前交付書⾯など(⽬論⾒書補完書⾯を含む)をご覧くださ
い。
商 号 等: 新光投信株式会社
⾦融商品取引業者
関東財務局⻑(⾦商)第339号
加⼊協会: ⼀般社団法⼈投資信託協会
⼀般社団法⼈⽇本投資顧問業協会
当資料は新光投信が作成したものであり、⾦融商品取引法に基づく開⽰書類あるいは販売⽤資料のいずれでもありません。当資料は証券投資の参考と
なる情報の提供を⽬的とし、投資の勧誘を⽬的としたものではありません。当資料は信頼できると考えられるデータなどに基づき作成していますが、
その内容の正確性・完全性を保証するものではありません。当資料は事前の通知なしに内容を変更することがあります。特定ファンドの購⼊のお申し
込みの際は、販売会社から投資信託説明書(交付⽬論⾒書)および契約締結前交付書⾯など(⽬論⾒書補完書⾯を含む)をあらかじめお受け取りのう
え、詳細をよくお読みいただき、投資に関する最終決定は、ご⾃⾝の判断でなさるようお願いします。
cn16277
( 3 / 3)