平成27年度 [ 1 ]年[ 国語 ]科 年間学習計画

平成27年度 [ 1 ]年[ 国語 ]科 年間学習計画
鈴鹿市立白子中学校
目標
・
国語を適切に表現するために,基礎・基本を大切にしながら思考力や想像力,言語能力を身につける。
・
自らの思いや考えをわかりやすく適切な文章で表現する能力を身につける。
国語への関心・意
言語についての
話す・聞く能力
書く能力
読む能力
国 語 に 対す る関 心
自 分 の 考え を大 切
必 要 な 材料 を基 に
様 々 な 種類 の文 章
伝統的な言語文化に触れたり,国語
をもち,進んで話し
にして,目的や場面
し て 自 分の 考え を
を読み,文章の構成
に関する基礎的な事項や国語の特
欲・態度
知識・理解・技能
観点別目標
合ったり書いたり,
に応じ,筋道を立て
まとめ,相手や目的
や 展 開 をと らえ て
質について理解し,知識を身に付け
読 書 に 親し んだ り
て 話 し たり 話の 内
に応じ,叙述の仕方
内 容 を 的確 に理 解
る。書写では,楷書の書き方と行書の
しようとする。
容 を 的 確に 聞き 取
などを確かめて,読
し,自分のものの見
基礎的な書き方を理解し,字形を整
ったりする。
み や す く分 かり や
方 や 考 え方 を広 く
え,文字の大きさ,配列・配置に気を
すい文章を書く。
する。
付けて書く。
学期
月
学 習 内 容
学 習 の ね ら い
4月
野原はうたう
・表現の特徴について,自分の考えをもつ。
5月
図書室の利用の仕方と辞書の
・自分で資料を活用し,学習に活かせる力を身につける。
使い方
一学期
にじの見える橋
・登場人物の行動から,その気持ちの変化を捉える。
6月
ダイコンは大きな根
・段落の役割に着目して文章を読み,内容をまとめる。
7月
ちょっと立ち止まって
・文章の構成を捉える。
文法
・言葉の単位と文の成分について理解する。
漢字の組み立てと部首
・漢字の組み立てと部首を理解する。
はじめての詩
・語句の意味を的確に捉え,自分なりの考えをもつ。
詩四編
・言葉の働きについて理解する。
書写
・字形の整え方について理解を深め,整った文字を書く。
星の花が降るころに
・登場人物の気持ちや行動,場面の展開や描写に注意して読み取る。
大人になれなかった弟たちに
・登場人物の行動や情景描写などに着目して読み,作者の思いを捉える。
指示する語句と接続する語句
・指示する語句と接続する語句の働きについて理解する。
シカの『落ち穂拾い』
・記録の文章の特徴を捉える。
季節のしおり「秋」
・語句に注意しながら,現代の文章と古文とで異なる部分を確かめ,古文の表現
9月
10 月
二学期
11 月
いろは歌
の特徴を知る。
七夕に思う
12 月
1月
三学期
2月
3月
評価の方法
蓬莱の玉の枝
今に生きる言葉
・矛盾の故事成語を音読し,漢文の独特の言い回しに読み慣れる。
だれが・なにを・どうする
・文節どうしの関係,連文節,文の組み立てについて理解する。
流氷とわたしたちの暮らし
・文章を要約したり,要旨を捉える。
漢字の音訓
・漢字の音や訓について理解する。
書写
・筆使いについての理解を深め,漢字の行書の基礎的な書き方を理解して書く。
百人一首
・日本の伝統文化を仲間と共に体験しながら,古典に親しむ。
少年の日の思い出
・人物の描写に注意して作品を読む。
単語の性質を見つけよう
・単語の分類について理解する。
季節のしおり 冬
・古文の表現の特徴を知る。
漢字の成り立ち
・漢字の成り立ちについて理解する。
文法
・活用と体言と用言,品詞の分類,名詞について理解する。
木は旅が好き
・詩の中の作者の思いを想像しながら読み味わう。
・定期テスト(中間テスト・期末テストなど)によって各観点の到達度を測る。
・漢字テスト等の小テストにより,関心意欲・基礎学力を測る。
・学習態度,忘れ物,意見発表,ノート提出・ワークブックの提出等によって,関心意欲や,
表現力,国語的な考え方などを評価する。
平成27年度 [ 2 ]年[
国語
]科 年間学習計画
・国語を適切に表現し,正確に理解する能力を育成し,伝えあう力を高める。
目標
・思考力や想像力を養い,言語感覚を豊かにする。
言語についての
関心・意欲・態度
話す・聞く能力
書く能力
読む能力
観
国語に対する関心を
自分のものの見方
様々な材料を基に
目的や意図に応じて文章
伝統的な言語文化を楽しん
点
深め,進んで話し合
や考え方を深めて,
して自分の考えを
を読み,書き手の論理の
だり,国語に関する基礎的
別
ったり工夫して書い
目的や場面に応じ,
深め,自分の立場を
展開の仕方をとらえて内
な事項や国語の特質につい
目
たり,読書したりし
説得力のある表現
明らかにし,論理の
容の理解に役立て,自分
て理解し,知識を身に付け,
標
て,生活を向上させ
の仕方に注意して
展開を工夫して,説
の意見をもつとともに,
日常の言語活動を振り返り
ようとする。
話したり聞き取っ
得力のある文章を
広い範囲から情報を集
言葉のきまりについて気付
たりする。
書く。
め,効果的に活用する。
く。
学期
月
4月
5月
学 習 内 容
学 習 の ね ら い
明日
・言葉の用い方や表現の特徴に注意し,自分なりの感想をもちながら読む。
アイスプラネット
・登場人物の言動や心情を表す表現などに注意して,作品を読み取る。
枕草子
・日本の四季を描いた情景描写の巧みさを読み取り,作者の四季の捉え方や感じ
やさしい日本語,漢字1
・文章の全体と部分の関係や具体的事例の役割などに注意して読み,内容を理解
新しい短歌のために
・短歌に示された語句の効果的な使い方や文章の描写の効果を理解し,情景を想
一
方について自分の考えをもつ。
学
期
知識・理解・技能
する。
6月
像しながら朗読する。
文法1,言葉1
メディアと上手に付き合うた ・メディアとの付き合い方について書かれた文章を読み,メディアについて知識
めに
や体験と関連づけて自分の考えをもつ。
9月
盆土産
・描写の効果,登場人物の言動の意味などに注意し,人柄や心情を読み取る。
字のない葉書,言葉2
・人物の言動や様子を描いた表現,心情を表す語句に着目して読み,その人柄や
二
学
・用言の活用について理解する。
7月
心情を捉える。
10 月
期
五重の塔はなぜ倒れないか
・読書の幅を広げる。
文法2
・副詞,連体詞,接続詞について理解する。
平家物語
・登場人物の心情を想像しながら作品を読み,古典に描かれたものの見方や考え
方について自分の考えをもつ。
11 月
仁和寺にある法師
・描写の効果,登場人物の言動の意味などを考え,作者のものの見方や考え方に
ついて,自分の考えをもつ。
漢詩の風景
・漢詩とその解説文を読み,詩の情景や人物の心情を想像するとともに,漢詩特
有の表現について考えをまとめる。
12 月
1月
三
学
2月
君は「最後の晩餐」を知って ・使われている言葉や表現の工夫などに注意しながら,筆者のものの見方や考え
いるか
方を読み取る。
書写
・書写の技能を身に付ける。
話し合って考えを広げよう
・社会生活の中から話題を決め,異なる立場や考えを想定して考えをまとめ,説
モアイは語る
得力のある意見を述べる。
漢字2,走れメロス
・表現のしかた及び主人公の考え方について,根拠となる部分を挙げて自分の考
期
えをもつ。
3月
文法3
・助詞,助動詞について理解する。
言葉の力
・筆者の考え方について,知識や体験と関連付けて自分の考えをもつ。
言葉3,漢字3
評価の方法
・定期テスト(中間テスト・期末テストなど)によって各観点の到達度を測る。
・漢字テスト等の小テストにより,関心意欲・基礎学力を測る。
・学習態度,忘れ物,意見発表,ノート提出・ワークブックの提出等によって,関心意欲や,表
現力,国語的な考え方などを評価する。
平成27年度 [ 3 ]年[
目
標
観
点
別
目
標
学期
国語
]科 年間学習計画
・思考力や想像力を養い,言語感覚を豊かにするとともに,生活の中でこれらの能力を活用できるようにする。
・自らの思いや考えをわかりやすく適切な文章で表現する能力を身につける。
・国語に対する認識を深める。
言語についての
関心・意欲・態度
話す・聞く能力
書く能力
読む能力
国語に対する関心を
自分のものの見方や
様々な材料を基にし
目的や意図に応じて
伝統的な言語文化に
深め,進んで話し合っ
考え方を深めて,目的
て自分の考えを深め,
文章を読み,書き手の
親しんだり,国語に関
たり工夫して書いた
や場面に応じ,説得力
自分の立場を明らか
論理の展開の仕方を
する基礎的な事項や
り,読書したりして,
のある表現の仕方に
にし,論理の展開を工
とらえて内容の理解
国語の特質について
生活を向上させよう
注意して話したり聞
夫して,説得力のある
に役立て,自分の意見
理解し,知識を身に付
とする。
き取ったりする。
文章を書く。
をもつとともに,広い
け,日常の言語活動を
範囲から情報を集め,
振り返り言葉のきま
効果的に活用する。
りについて気付く。
月
学 習 内 容
知識・理解・技能
学 習 の ね ら い
4月
朝焼けの中で
・文脈の中における語句の効果的な使い方など表現上の工夫に注意して読む。
5月
握手
・作品に描かれた登場人物の生き方や考え方を読み,人間や社会に対して自分
の意見をもつ。
一
和語・漢語・外来語
・和語・漢語・外来語について理解する。
文法(助動詞)・敬語
・助動詞について理解する。
・敬語について理解する。
学
期
6月
月の起源を探る
・文脈の中における語句や図の使い方などに注意して読み,筆者の論理の展開
の仕方を捉えて評価する。
熟語の読み方
俳句の可能性
7月
俳句十六句
9月
蝉の声
高瀬舟
・筆者のものの見方や感じ方,表現の仕方などを読み味わい,俳句の世界に親
しむ。
・目的をもって本を読み,表現上の特徴,文章の展開や場面・登場人物の設定,
表現の仕方などから文章を評価し,自分の考えを広げたり深めたりする。
光で見せる展示デザイン
10 月
挨拶
・作者のものの見方や考え方が表されている表現や使われている語句の効果に
二
書写(硬筆)
・字形に注意して文字を書く。
学
古今和歌集 仮名序
・表現上の工夫に注目しながら冒頭部分を音読し,古典の世界に親しむ。
11 月
君待つと―万葉・古今・新古今
・昔の人の心情や情景を味わい,好きな和歌を選んで鑑賞文を書く。
12 月
夏草―「おくのほそ道」
・歴史的背景を想像しながら,作者のものの見方や感じ方を読み取る。
故郷
・作品を通して人間と社会との関わりについて考え,自分の意見をもつ。
温かいスープ
・抽象的な語句の意味を捉え,文章の構成を明らかにすることで,要旨を把握
着目し,人間や社会について考える。
期
する。
・要旨を把握し,自分の体験を文章にまとめて交流する。
三
学
期
1月
学びて時にこれを習ふ―「論語」 ・漢文の決まりを理解し,孔子のものの見方や考え方についてまとめる。
2月
文法(敬語,文法全般)
・敬語について理解する。文法全般について再確認をする。
3月
わたしを束ねないで
・構成や表現に注意して読み,
「自分らしい生き方」について考え交流する。
評価の方法
・定期テスト(中間テスト・期末テストなど)によって各観点の到達度を測る。
・漢字テスト等の小テストにより,関心意欲・基礎学力を測る。
・学習態度,忘れ物,意見発表,ノート提出・ワークブックの提出等によって,関心意欲や,表
現力,国語的な考え方などを評価する。
学習のしかた
《 授業中 》
◆適切な速度や音量で,言葉の調子や間の取り方を工夫しながら本文を音読する。
◆見やすく,分かりやすいノートづくり(色ペンの活用)
。
◆人の意見を聞き内容を深める。
◆わからない語句,読めない漢字にマークをし,辞書を活用して調べる。
◆論理(筋道)立てて自分の意見を述べる。
◆自分の意見や感想を積極的に書き,発表する。
《 家庭学習 》
◆復習で定期テスト前に使えるようなノートづくりをしていきましょう。
◆学校のノートとは別に,自主学習ノートを作り,活用すると効果が上がります。
*下記の学習内容を授業や自分の弱点に合わせ,家庭学習に取り組みましょう。
漢字
①読めるようにする。
(音読み,訓読みを同時に覚えておく)
②何度も書いて覚える。
(熟語での使い方で勉強すると効果的)
③自分で確認テストを行う。
④間違った漢字,分からなかった漢字をチェックしておく。
⑤しばらくたってから,またはテスト前などに練習する。
⑥テスト直前に,間違った漢字や分からなかった漢字をチェックする。
説明文や物語文
①本文をすらすら読めるまで何度も読む。
②学校での意味調べや類義語,対義語を確認し,わからない言葉は自分で意味を調べる。
③授業のノートの大事な言葉,語句をカッコ抜きにして,問題を作ってやってみる。
④問題集やプリントをやってみる。
詩,短歌,俳句など
①本文をすらすら読めるまで何度も読む。
(暗唱できるくらい)
②授業で学習した語句の意味や,表現技法を確認し,ノートにまとめる。
③主題や情景や表現について考え,鑑賞文を書いてみる。
古典,漢文
①本文をすらすら読めるまで何度も読む。
(暗唱できるくらい)
②ノートに本文を写し,歴史的仮名遣いや古語を確認する。
③全文を訳したり,現代語訳と比較して,わからなかった部分をノートに書き出す。
④作品名,作者名,成立時代を覚える。
文法
①文節分け,文の成分,単語分け,品詞分けなどを文法の問題集で行う。
②文の成分の名前,品詞名,品詞ごとの種類分け,活用の種類などを確認し,わからないところ,不安なところを何度も確認す
る。
◎読書の時間をもちましょう!
毎日,家庭での読書の時間をもつことが,確実に国語力を上げることにつながります。
《 テスト勉強 》
◆定期テストの問題は,授業で習ったところを中心に出題されます。授業をしっかり聞き,考え,まとめておけばそれがテスト対
策になります。
◆家庭学習で予習・復習することで,授業の理解度も高まっていきます。ノートやワークを活用しましょう。
◆国語の場合は,これをやればすぐに力がつくというものはありません。地道な毎日の積み重ねが大切です。
とにかく難しい文章を読むことに慣れること,分からないことばの意味や漢字をすぐに調べることで力がついていきます。
◆書く力は「書く」ことでしか身につきません。次の方法で「書く」ことに慣れましょう。
①新聞のコラムや本,詩集などを読み,それについての感想文や鑑賞文をノートや原稿用紙にまとめてみる。
②自分の文章を読み返し,表現や漢字の使い方について必ず確認する。
③ステップアップの通信欄を活用し,日々の出来事やそれについての自分の思いをまとめる。