基本施策F9 安心できる医療環境の充実を図ります 主管課:地域保健課 個別施策 F9-1 救急医療体制の充実を図ります F9-2 地域医療提供体制の充実を図ります F9-3 医療従事者の確保を図ります ア 施策の目的 市民が、安心して適切な医療を受けることができる イ 基本施策の評価 Cb 目標を一部達成しており、目的達成に向けて概ね順調に進んでいる ウ 成果指標(「⇧」は目標値を上回ることが望ましい指標、「⇩」は目標値を下回ることが望ましい指標) 基準値 (時期) 指標名 3大疾病による死亡 率(人口 10 万人あた り) [暦年] 夜間・休日における市 内の医療体制が整っ ていると思う市民の 割合 235.9 人 (20 年) 74.1% (25 年度) 区分 ⇩ ⇧ H23 H24 H25 H26 H27 目標値 231.7 227.5 223.4 219.2 215.0 実績値 220.4 213.9 209.4 214.4 202.8 達成率 104.9% 106.0% 106.3% 102.2% 105.7% 目標値 - 75.0 76.0 実績値 74.1 72.3 70.1 達成率 - 96.4% 92.2% ※3大疾病による死亡率(人口 10 万人あたり)については人口動態統計 エ 評価結果の妥当性 本部会での議論を踏まえて考えると、評価結果については妥当であると判断する。 オ 審議会における政策評価に関する意見 ○ 地域包括ケアシステムの構築に際しては、医師が大きな役割を担うこととなるが、 その育成について推進を図るために、平成 25 年度から長崎大学と長崎純心大学が連携 して「つなぐ医療を育む先導的教育研究拠点の構築」プロジェクトに取り組んでおり、 このプロジェクトでは、長崎市の果たす役割も大きく、その目的も地域住民の保健医 療の向上と福祉の増進を包括的に支援するための「地域包括ケア」の推進であること から、評価項目に、大学などが実施している事業との連携を図りながら長崎市の事業 を進めていくことを記載することも必要である。 ○ バリアフリー化のための住宅改修は、耐震性が落ちることがないように、フォロー する仕組みが必要である。このような内容も含め、包括ケアは様々な部署での総合的 なサービスが重要で、各部署との連携を広げる視点が重要である。 ○ 基本施策の成果指標「夜間・休日における市内の医療体制が整っていると思う市民 の割合」については、目標値が妥当であるか今後検討すべきである。 カ 審議会における施策推進に向けた提案 ○ 救急搬送に関しては、悪質な救急車の利用や明らかに安易な利用には何らかの対策 が必要である。また、一見軽症と思えても、急速に重症化する事例(脳血管障害、心 筋梗塞等の初期)があるので、一般市民の誤った判断で受診の遅れにつながらないよ うにする必要がある。さらに、長崎市は斜面地が多いため、軽症でも救急搬送が必要 な場合もあるので、軽症判定者の住環境も考慮して救急搬送のあり方を検証する必要 がある。
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