基本施策A1 歴史・文化遺産を守り、活かし、伝えます 主管課:文化財課 個別施策 A1-1 世界遺産の登録を実現し、その価値を世界に発信します A1-2 文化財を市民の誇りとして保存・継承し、有効活用を図ります A1-3 歴史・文化遺産に対する市民意識を高め、国内外に向けて発信します A1-4 史跡「出島和蘭商館跡」の復元整備を推進し、まちづくりに活かします ア 施策の目的 文化遺産が、市民や事業者の理解のもとに、貴重な財産として、適切に保存・活用され、 伝えられている イ 基本施策の評価 Cb 目標を一部達成しており、目的達成に向けて概ね順調に進んでいる ウ 成果指標(「⇧」は目標値を上回ることが望ましい指標、「⇩」は目標値を下回ることが望ましい指標) 指標名 基準値 (時期) 文化財の指定・登録件 数[累計] 266 件 (21 年度) 主要な歴史文化施設 を訪れたことがある 市民の割合 73.7% (21 年度) 区分 ⇧ ⇧ H23 H24 H25 H26 H27 目標値 270 272 274 276 278 実績値 273 276 281 290 289 達成率 101.1% 101.5% 102.6% 105.1% 104.0% 目標値 74.7 75.2 75.7 76.2 76.7 実績値 71.5 81.9 81.7 80.2 66.7 達成率 95.7% 108.9% 107.9% 105.2% 87.0% ※平成 26 年度までは「出島」の割合を含めて実績値を計上していたが、平成 27 年度から出島を除き、外海 歴史民俗資料館、軍艦島資料館、高島石炭資料館を加えて実績値を計上している。 エ 評価結果の妥当性 本部会での議論を踏まえて考えると、評価結果については妥当であると判断する。 オ 審議会における政策評価に対する意見等 なし カ 審議会における施策推進に向けた提案 ○ 市民は建物だけではなく、建物と一緒に育ってきた古い樹木についても関心がある。 文化財保存等の理由により撤去された樹木についても、その後どうなったのかインタ ーネット等で周知すべきである。また、可能であれば他所へ移設してでも残していた だきたい。 ○ 歴史的に意味のある樹木、そうではない樹木の区別があるのは理解できるが、樹木 が育った生態系への配慮も含め保全していただきたい。 ○ 文化財の防災対策は重要であり、文化財建造物の耐震対策や避難マニュアルの設置 等、市民の目に見える形での取組みを進めていただきたい。 ○ インドアビューについては、普段見られない場所や非公開となっている場所に利用 できれば、より効果的ではないか。 ○ 平成 28 年4月に長崎学研究所を設置し、長崎学ネットワーク会議を定期開催するこ とで、行政・大学・研究団体の連携が進み、歴史・文化遺産の保存・活用に向けた研 究者の充実・意欲向上の第一歩となったと思う。今後も拡充を図って行くべきと考え る。大学や観光と連携し、長崎学を盛り立てていただきたい。
© Copyright 2024 ExpyDoc