Page 1 基本施策C2 域外経済への進出を加速します 主管課:商業振興

基本施策C2 域外経済への進出を加速します
主管課:商業振興課
個別施策
C2-1
市外・県外向けのビジネス展開を支援します
C2-2
貿易の振興とアジアをはじめとする海外向けのビジネス展開を支援します
ア 施策の目的
地場企業が、地域資源を活かした商品・サービスの取引を域外に拡大している
イ 基本施策の評価
Dc
目標を達成しておらず、目的達成に向けた課題の克服などがやや遅れている
ウ 成果指標(「⇧」は目標値を上回ることが望ましい指標、「⇩」は目標値を下回ることが望ましい指標)
基準値
(時期)
指標名
従業者数 4 人以上 200
人未満の事業所の製
造品出荷額等[暦年]
1,079 億円
(20 年)
長崎港の対アジア貿
易額[暦年]
1,086 億円
(21 年)
区分
⇧
⇧
H23
H24
H25
H26
H27
目標値
1,100
1,121
1,142
1,163
1,187
実績値
1,103.0
-
1,020.0
895.0
992.3
達成率
100.3%
-
89.3%
77.0%
83.6%
目標値
1,142
1,170
1,198
1,226
1,254
実績値
737.0
850.2
901.0
994.0
617.7
達成率
64.5%
72.7%
75.2%
81.1%
49.3%
※「従業者数 4 人以上 200 人未満の事業所の製造品出荷額等」の実績値は、それぞれ前年の実績値を表示。
平成 24 年の実績値については、平成 23 年工業統計において従業員 200 人未満でのデータ区分がなく掲載不
能。
※「長崎港の対アジア貿易額」は速報値の額を記載。
エ 評価結果の妥当性
本部会での議論を踏まえて考えると、評価結果については妥当であると判断する。
オ 審議会における政策評価に関する意見
○
2次評価の指摘において、貿易の振興に関し、釜山航路の維持が目的であるかのよ
うな記載について、本来の目的を記載すべきとの意見に対して、的確な記載をし、本
来の目的は経済振興であることを念頭に置くこと。
○
事業者の直接販売を基本とする百貨店にターゲットをしぼることで、中小規模の事
業者は首都圏等への販売に参加できる余裕がなく、長崎市の事業者支援としては効果
的とは言い難い。なお、百貨店、スーパー等の形態が多様化しているため、その言葉
を使うにあたっては誤解を招かないよう整理すること。
○
海外への輸出に関して、加工品を中心としているが、海外バイヤーは野菜や果物等
の一次産品にも関心を寄せているため、生産者を対象とした輸出に関する勉強会を開
催してほしい。
○
九州経済連合会が、昨年、農産物の販売会社を作っており、販売も一括で請け負う
ので相談してはどうか。
カ 審議会における施策推進に向けた提案
○
おみやげ品やスイーツのコンテストについて、それぞれの目的を明確にしたうえで、
整合性を図るとともに、受賞品のPR、販路拡大に努め、例えば市が率先して来賓向
けの土産品として活用するなど検討すること。
○
県のアンテナショップでは、在庫リスクを抑えるため、売り場に並ぶ商品数を限定
していることから、その活用に際しては、県市が共同でネット販売のソフトウェアを
開発し、市がその経費の一部を負担するなど、ネット販売の併用を提案してはどうか。
○
ネット市場は大きくなっており、広告代理店からの情報収集等を組み合わせること
で、新しいコンセプトが生まれるのではないか。
○
市において、マーケティングのブレーンを持ち、マーケティングについて様々な情
報収集や実態見聞を行い、理解を深めたうえで、売れるものを作るという観点で事業
者支援をすべきである。
○
マーケティングに関する企業支援は、商品開発等の部分的な支援にとどまらず、そ
の企業に入り込み、バックグラウンドを把握したうえでどう支援すべきか個別に対応
することで、成果につながると考えられる。