Page 1 基本施策B2 核兵器廃絶の世論を喚起します 主管課:平和推進

基本施策B2 核兵器廃絶の世論を喚起します
主管課:平和推進課
個別施策
B2-1
平和メッセージの発信力を高めます
B2-2
平和意識の高揚を図ります
ア 施策の目的
国際世論が、核兵器廃絶を求めている
イ 基本施策の評価
Cc
目標を一部達成しているものの、目的達成に向けた課題の克服などがやや遅れて
いる
ウ 成果指標(「⇧」は目標値を上回ることが望ましい指標、「⇩」は目標値を下回ることが望ましい指標)
基準値
(時期)
指標名
平和関連ホームペー
ジのアクセス件数
(※1)
ホームページ上にお
ける平和宣言賛同者
件数
【補助代替指標】
平和祈念式典への大
使参列数(※2)
400 万件
(21 年度)
2,817 件
(24 年度)
28 ヶ国
(21 年度)
区分
⇧
⇧
⇧
H23
H24
H25
H26
H27
目標値
50,000
50,000
50,000
実績値
56,516
36,202
17,926
達成率
113.0%
72.4%
35.9%
目標値
413
420
実績値
439
503
達成率
106.3%
119.8%
目標値
40
50
55
60
65
実績値
44
42
44
48
75
達成率
110.0%
84.0%
80.0%
80.0%
115.4%
※1 平成 25 年度からホームページのシステムの変更により集計不可能となったため、成果指標から削除。
※2 施策の成果を補完するため、成果指標として「平和祈念式典への大使参列数」を追加。
エ 評価結果の妥当性
基本施策及び個別施策の成果指標の達成状況から評価結果を「Cc」
(目標を一部達成
しているものの、目的達成に向けた課題の克服などがやや遅れている)と判断している
が、平和は心の問題であり数字で表すことが難しいが、施策として努力してきたことは
しっかりと評価していいのではないか。核兵器廃絶の取組みは着実に進んでいるとの認
識が広まっており、成果指標の変更も検討しながら評価すべきと考える。
オ 審議会における政策評価に対する意見等
〇 B2-1の成果指標として、平和宣言の発信件数については客観性のある指標だと
思うが、平和宣言賛同者件数となると別の要因が大きいため指標の変更も検討すべき
である。
カ 審議会における施策推進に向けた提案
〇
核兵器廃絶長崎連絡協議会のセミナーの参加者が少ないため、今一度内容を吟味し
ていただきたい。
○
成果指標「ホームページ上における平和宣言賛同者件数」の数値が低い理由につい
て、新たにフェイスブック等でも情報が入手できるようになったことなど、情報を収
集する媒体が分散化されているためとしているが、賛同を行う側からするとそうでは
ないのではないか。社会情勢の影響もあるとは思うが、賛同することが何につながる
のかを提示し、平和宣言文の分析や賛同者の集計方法についても検討すべきと考える。
○
核兵器廃絶など平和活動への市民参加の間口が専門的で狭くなっていると感じられ
る。表現の工夫や問いかけのあり方の見直しが必要ではないか。このままでは市民の
参加は減り続けてしまう。
○
平和学習だけでなく、平和や原爆に関する演劇を文化祭等で発表している学校もあ
り、そのような取組みを表彰する場を設ければ、子ども達のやりがいにつながり、よ
り平和への思いが強くなるのではないか。
○
世界へ向けた発信は大事なことであるが、地元の人が理解を深めるための取組みも
必要であると考える。様々な催しを行う際のプログラムの検証が今後のポイントにな
るのではないか。