Page 1 基本施策A4 観光交流で賑わいを創出します 主管課:観光推進

基本施策A4 観光交流で賑わいを創出します
主管課:観光推進課
個別施策
A4-1
長崎独自の観光資源を掘り起し、磨きます
A4-2
観光推進体制を整備・強化し、国内外に情報を発信します
A4-3
国際観光への取組みを推進します
ア 施策の目的
まちが、より多くの観光客や市民で賑わっている
イ 基本施策の評価
Ab
目標を達成しており、目的達成に向けて概ね順調に進んでいる
ウ 成果指標 (「⇧」は目標値を上回ることが望ましい指標、「⇩」は目標値を下回ることが望ましい指標)
基準値
(時期)
指標名
観光客数[暦年]
558.7 万人
(21 年)
観光消費額[暦年]
751 億円
(21 年)
区分
⇧
⇧
H23
H24
H25
H26
H27
目標値
570.0
580.0
600.0
620.0
630.0
実績値
594.5
595.3
607.8
630.6
669.3
達成率
104.3%
102.6%
101.3%
101.7%
106.2%
目標値
1,064.0
1,086.0
1,134.0
1,182.0
1,217.0
実績値
1,097.7
1,154.5
1,203.2
1,243.2
1,368.3
達成率
103.2%
106.3%
106.1%
105.2%
112.4%
エ 評価結果の妥当性
基本施策の成果指標の達成状況から評価結果を「Ab」
(目標を達成しており、目的達
成に向けて概ね順調に進んでいる)と判断しているが、様々な取組みが進められている
なかで不十分と自己評価しているものが多く、評価結果と取組みの整合性が感じられな
い。評価結果の補足として今後必要な取組みについて記載してはどうか。
オ 審議会における政策評価に関する意見
○
交流人口に関わるビッグデータは上から見た点(位置)と時間の情報を主なものと
して解析を行う。実際に接客をしているホテル等から得られる情報や、観光客の年齢
層や国の構成等を総合的に解析する必要がある。そうすることで長崎独自の観光のあ
り方が見えてくると思われる。そういった視点も含め取り組む、と記載してはどうか。
カ 審議会における施策推進に向けた提案
〇
科学的分析については、ビッグデータから得られたデータの分析を、地元のデータ
と合わせながら、どのようにマーケティング戦略に結び付けていくかが大事であるが、
具体的に落とし込むのは大変難しく、今後の課題と考えている。
〇
まちづくり・観光づくりについて、誰を対象としているのか見えず、大変不安に感
じる。障害者・高齢者を含めた対象となる人の姿が見えるようなまちづくり・観光づ
くりを進めていただきたい。
〇
観光地を回る際に必要となるモバイル機器の充電設備の設置や情報発信のあり方に
ついても、もっと丁寧に取り組んでほしい。
〇
フェイスブックでの情報発信について、行事等の事前の告知だけではなく結果につ
いてもフォローしてほしい。何度も目にすることが興味を持つことにつながるため、
ぜひ取り組んでいただきたい。
〇
団体客を迎えるハード面での設備が不足しているのではないか。長崎を国内・国外
へ売り込むうえで、設備を整えるという基本的な部分の見直しやチェックを行うべき
ではないか。
〇
観光立国ショーケースに選定されており、日本の地方都市を牽引する意識を持って
もう一段上の努力をしてほしい。このことに限らず時間軸を念頭に置き、経済効果が
出るような観光を進めるため、一刻も早い有効な取組みを求める。
〇
A4-1に「観光資源磨き」という言葉がよく出るが、行政ではチャレンジしない
ことへの言い訳として使用されているケースも見受けられる。市内部においてもその
使用が適切かどうか確認してほしい。
〇
A4-1の「観光資源磨き」は、市長から説明する場合は市民に分かりやすいが、
政策・施策としては曖昧な概念であり、受け手によって理解が異なる可能性がある。
今後の総合計画策定にも役立てるため、どうすることが観光の価値を高めるのか、書
きぶりを検討してほしい(個別具体事例の列挙以外に)。
〇
A4の施策において、成果指標である観光客数及び観光消費額が目標値を達成する
ことで、施策としては成果が上がっていると判断されるが、これらの数値の増加が、
雇用の創出や長崎市の就業者の所得の向上にどうすればつながるかの視点に立ち、現
在の人口減少への対策として、地方創生に向けて取り組むことが重要である。