Page 1 基本施策C4 地域内の経済循環を促します 主管課:商業振興課

基本施策C4 地域内の経済循環を促します
主管課:商業振興課
個別施策
C4-1
市民や観光客等の商店街の利用を促進します
C4-2
地場産品の地域内での利用拡大を図ります
C4-3
卸売市場機能の充実と強化を図ります
ア 施策の目的
市民が、地域内で消費需要を充足している
イ 基本施策の評価
Dc
目標を達成しておらず、目的達成に向けた課題の克服などがやや遅れている
ウ 成果指標(「⇧」は目標値を上回ることが望ましい指標、「⇩」は目標値を下回ることが望ましい指標)
指標名
顧客吸引力指数
基準値
(時期)
0.95
(19 年度)
【補助代替指標】
市内卸売・小売業の総
生産額
1,786 億円
(20 年度)
【補助代替指標】
長崎市地元購買率
80%
(21 年度)
区分
⇧
⇧
⇧
H23
H24
H25
H26
H27
目標値
-
1.0
-
1.0
実績値
-
0.91
-
0.90
達成率
-
91.0%
-
90.0%
目標値
1,786
1,786
1,786
1,674
実績値
1,789
1,713
1,701
平成 28 年
度末公表
達成率
100.2%
95.9%
95.2%
目標値
-
80.0
-
-
実績値
-
86.1
-
-
達成率
-
107.6%
-
-
1.0
1,674
80.0
【補助代替指標】
101
102
103
104
105
目標値
卸売・小売業の法人市
100
103
109
99
108
93
民税(法人税割)
実績値
(22 年度)
(平成 22 年度を 100
102.0%
106.9%
96.1%
103.8%
88.6%
達成率
とした相対値)
※顧客吸引力指数は、平成 25 年度末に公表された、平成 24 年実施の経済センサス(活動調査)結果に基づ
き算出したものである。なお、経済センサスについては5年毎に、また、商業統計調査についてはその2年
後に実施されるため、次回が平成 26 年であるが、調査結果の公表がなされていない。
その補助代替指標として、長崎県市町民経済計算より「市内卸売・小売業の総生産額」
、長崎県消費者購買
実態調査より「地元購買率」、及び「卸売・小売業の法人市民税(法人税割)」を追加記載した。
※「市内卸売・小売業の総生産額」については、2年遅れの公表となっている。
なお、当該指標は、長崎県県民経済計算の推計結果であるが、平成 26 年度に 23 年度以前の遡及改定がな
されたため、平成 26 年度以降の目標値を改定後の 1,674 億円に見直した(参考:平成 23、24 年度の目標値
を遡及改定による 1,674 億円とした場合、平成 23 年度の達成率は 100.3%、平成 24 年度の達成率は 95.6%
となる)
。
※「長崎県消費者購買実態調査」については、3年に1度長崎県が調査実施しており、次回は平成 27 年度予
定である。
⇧
※「卸売・小売業の法人市民税(法人税割)
」については、基準となる平成 22 年度を 100 とした相対値を設
定した。
エ 評価結果の妥当性
本部会での議論を踏まえて考えると、評価結果については妥当であると判断する。
オ 審議会における政策評価に関する意見
○
コマーシャルの効果は大きく、特に、事業者が一体となって取り組み、商品を認知
してもらうことは大事で、それを継続することも重要である。
カ 審議会における施策推進に向けた提案
○
業界が連携することで、経済効果をあげた「かんぼこ王国」を成功例として、ちゃ
んぽん等の他の業種にも広げてほしい。
○
最低賃金の引き上げは、長崎市の中小規模の事業者に大きな影響を及ぼすことが予
想され、人材を確保できないことで、これを機に廃業を考える事業者が増えないか懸
念がある。それを払しょくする何かを考えてほしい。
○
プレミアム商品券は、地元への消費額の増加をもたらすことを目的としているため、
また機会があれば、他都市が実施した、発行額の一部を地元使用に限定するような事
例を参考に、できるだけ地元にお金が落ちるしくみを検討してほしい。
○
長崎市は土地が高く、若手事業者が事業にチャレンジする上で、場所の確保がネッ
クであることから、鹿児島駅前の「かごっまふるさと屋台村」の取組みを参考に、市
が駅前の土地を提供するなど、若手事業者にチャンスを与える取組みを検討すること。
○
市の周辺地域に、品ぞろえ、価格、品質など、魅力的なスーパーマーケットがある
が、長崎市にはそのような店舗がない。魅力あるスーパーマーケットに長崎の事業者
へのヒントがあると思う。
○
新大工、浜の町商店街の再開発が進められているが、東長崎地区も一定規模の人口
を有しており、地元でも再開発に関する意見もあることから、まずは地元との意見交
換をしてはどうか。