基本施策B1 被爆の実相を継承します 主管課:被爆継承課 個別施策 B1-1 平和・原爆施設の充実を図ります B1-2 被爆資料の保存・活用を進めます B1-3 平和教育・学習の充実を図ります ア 施策の目的 市民や若い世代が、被爆の実相の継承を進めている イ 基本施策の評価 Cb 目標を一部達成しており、目的達成に向けて概ね順調に進んでいる ウ 成果指標(「⇧」は目標値を上回ることが望ましい指標、「⇩」は目標値を下回ることが望ましい指標) 基準値 (時期) 指標名 平和・原爆関連施設入 場者数(万人) 青少年ピースボラン ティアの登録者数 94 万人 (21 年度) 118 人 (21 年度) 区分 ⇧ ⇧ H23 H24 H25 H26 H27 目標値 97.0 99.0 101.0 103.0 105.0 実績値 93.0 90.0 92.1 91.6 97.7 達成率 95.9% 90.9% 91.2% 88.9% 93.0% 目標値 145 160 175 190 200 実績値 192 202 197 199 199 達成率 132.4% 126.3% 112.6% 104.7% 99.5% ※目的に対しての評価を行うにあたって、実際にどれだけの市民が被爆継承に関わっているのかを表す指標 が必要であると判断したため、青少年ピースボランティアの登録者数を成果指標に追加した(平成 27 年度) 。 エ 評価結果の妥当性 本部会での議論を踏まえて考えると、評価結果については妥当であると判断する。 オ 審議会における政策評価に対する意見等 なし カ 審議会における施策推進に向けた提案 〇 写真展の記録を図録等で残し、公開のため図書館に収蔵するなどの工夫をしてほし い。また、資料を用いた子ども向けの冊子の作成をお願いしたい。 ○ 被爆者の高齢化が進み、資料をどう活かすかが急務となっている。米国国立公文書 館の 3,000 点の資料について、詳細な解説を整理する前でも、まずはすべて公表し一 般の方に見てもらってもいいのではないか。また、過去に収集している資料も含めデ ジタル化し、ネット等で見られるようにしてほしい。 ○ ピースボランティアを卒業した人材の活躍の場をつくってほしい。 ○ 原爆遺跡の世界遺産登録については非常に困難であるとのことだが、今後世界遺産 ではなく原爆資料の国の重要文化財をめざしてはどうか。また、長崎市、広島市での それぞれの原爆の影響の違いを研究することで、それぞれの理解がより深まるのでは ないか。 ○ 被爆体験の継承については、ただ体験を話すだけではなく、個人の体験の中で関係 する遺構を含めて説明することで、より平和を考える材料となるのではないか。継承 のあり方を工夫してほしい。 ○ 継承の人材育成については、専門的に伝える人、感性で伝える人等、様々な人がい ることで、関心を持つ人も増えるのではないか。 ○ 平和学習の参加者とボランティアガイドが、雨宿りや日よけができる環境を整えて ほしい。
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