基本施策D1 持続可能な低炭素社会を実現します 主管課:環境政策課 個別施策 D1-1 温室効果ガスの排出量を削減します D1-2 新エネルギーの利用と省エネルギーを促進します D1-3 まちなかの緑化を推進します ア 施策の目的 市民、事業者及び行政などのすべての主体が、低炭素なまちの実現に向けて着実に取り組 んでいる イ 基本施策の評価 Cb 目標を一部達成しており、目的達成に向けて概ね順調に進んでいる ウ 成果指標(「⇧」は目標値を上回ることが望ましい指標、「⇩」は目標値を下回ることが望ましい指標) 指標名 基準値 (時期) 市域から排出される 温室効果ガスの排出 量 ※ 2,269 千 t -CO2 (19 年度) 住宅用太陽光発電設 備の普及率 ながさきエコライフ 参加者数 2.5% (21 年度) 86,031 人 (22 年度) 区分 ⇩ ⇧ ⇧ H23 H24 H25 H26 H27 目標値 2,098 2,057 2,014 1,972 1,928 実績値 2,488 2,663 2,704 2,644 達成率 81.4% 70.5% 65.7% 65.9% 目標値 5.6 7.1 8.7 10.2 12.0 実績値 4.8 6.0 7.3 8.3 9.0 達成率 85.7% 84.5% 83.9% 81.4% 75.0% 目標値 89,000 92,000 94,000 97,000 100,000 実績値 95,009 96,200 99,833 107,755 112,398 達成率 106.8% 104.6% 106.2% 111.1% 112.4% ※指標である「市域から排出される温室効果ガスの排出量」の実績値については、2 年遅れで確定する。 なお、温室効果ガスの排出量算出の際に乗じる係数が、東日本大震災の影響により、平成 23 年から上方 修正されたことに伴い、同排出量は増加している。 (平成 26 年度実績は速報値) エ 評価結果の妥当性 持続可能な低炭素社会は、市民や事業者に啓発して、効果があがってくるもので、長 い目で見ながら進めるものであり、本部会での議論を踏まえて考えると、評価結果につ いては妥当であると判断する。 オ 審議会における政策評価に関する意見 ○ 前期基本計画が開始した平成 23 年度に、低炭素社会をめざすためには、主管課だけ でなく横断型で様々な課を巻き込みながら施策を進めてほしいと意見したが、記述も 含めて横断型の取組みが進んできていると思われる。 ○ 基本施策評価シートの判断理由の欄にある、市域から排出される温室効果ガスの排 出量の表には、目標値も記載すべきである。 ○ リサイクル推進員配置自治会の減少に関しては、自治会加入率が減少している現状 も踏まえた対策を行うこと。 ○ コミュニティバスや乗合タクシー、デマンド交通は、低炭素、省エネの観点からの 取組み、かつ、地域の人の足を守ることになるが、1便あたりの利用者が少ない。1 便あたりの利用者数などの基礎データに基づき、時間帯によって、大型、中型、小型 など定員を変えるような、将来を見据えた効率的な運用の検討が必要である。 ○ コミュニティバスや乗合タクシーの利用者は高齢者が多いという一般的な認識があ るので、広く市民全体に周知し、様々な対象者への利用を広げてほしい。 ○ 屋上緑化が進んでいないことから、建築部署とみどりの課で連携し、事業者に普及 啓発してほしい。 カ 審議会における施策推進に向けた提案 ○ 市の取組みにおいて、市民に対しては公共交通機関を使うよう勧めているが、市の 公務における移動を公用車から公共交通機関にする検討をしてほしい。 ○ 市庁舎の照明のLED化について、照明は、天井のみではなく、手元と天井と半々 にする方が効率的である。手元灯の方は、改修や移転があっても新しい職場に持って 行けるメリットがあるとともに、市民へのアピール性もあることから、検討してほし い。 ○ 既存の住宅・建物のリフォームにおいて、バリアフリー化の補助はあるが、断熱化 の補助の仕組みをつくることで、より低炭素化につながるのではないか。
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