10 大河原中

学力向上研究指定校事業第2回連絡協議会・報告資料
平成27年度の取組の概要
学
校
大河原町立大河原中学校
名
主な取組教科
自ら学び,確かな学力を身に付ける生徒の育成
研 究 主 題
―家庭学習とのサイクル形成を図る授業づくりを通して―
5教科
研究年次
2/3年次
1 本年度の主な学力向上の取組と成果
学力向上の取組
成
果
評価の根拠
授業のねらいを明確にし,見通しと振り返りを
職員全体での意識が高まり,互いに授業を見合
職員全員による校内研究授業の実践と,教科部
持たせるための授業改善
い,授業づくりを行う環境が整ってきた。
会の定例化を行った。
授業とのサイクル形成を図る家庭学習の内容の
特に予習型の宿題に取り組むことで,授業がわ
学習意識調査において7∼8割の生徒が授業が
提示
かりやすくなったと感じる生徒が多くなった。
わかると答えている。
週間課題,帰りの会学習,朝学習テスト(数学
学習を継続して行う習慣を身に付けることと,
学習意識調査において「解けるようになった」
オリンピック)の継続実施
基礎的,基本的な内容の定着が見られた。
「点数が上がってきた」という解答が増加した。
数学科における「たて持ち」型の授業の実践
数学科の教員8名で授業づくりを行うことで,
毎週2∼3回の教科部会を行い,授業や生徒の
より深く教材研究を行うことができた。
取組についての情報交換を行うことができた。
2 残された課題と今後の方向性
課題
改善の方向性
家庭学習の時間が2時間未満の生徒が多く,標準学力調査等における平均
正答率が県平均,全国平均に差があること
「家庭学習の約束」を徹底させ,家庭にも協力を呼び掛ける。また,生徒
の委員会で学習時間の確認を行い,意識の向上を図るとともに,引き続き
基礎的,基本的な内容の徹底を図る。
全国及び県学力・学習状況調査における規範意識や自己有用感のポイント
学習面のみではなく,学校生活全般を通して,学級づくり,集団づくりを
が低いこと
行い,互いに認め合い,励まし合える集団を目指す。
◆大河原町立大河原中学校
研究関連 URL:http://www.town.ogawara.miyagi.jp/daichu/