学力向上研究指定校事業第2回連絡協議会・報告資料 平成27年度の取組の概要 学 校 大河原町立大河原中学校 名 主な取組教科 自ら学び,確かな学力を身に付ける生徒の育成 研 究 主 題 ―家庭学習とのサイクル形成を図る授業づくりを通して― 5教科 研究年次 2/3年次 1 本年度の主な学力向上の取組と成果 学力向上の取組 成 果 評価の根拠 授業のねらいを明確にし,見通しと振り返りを 職員全体での意識が高まり,互いに授業を見合 職員全員による校内研究授業の実践と,教科部 持たせるための授業改善 い,授業づくりを行う環境が整ってきた。 会の定例化を行った。 授業とのサイクル形成を図る家庭学習の内容の 特に予習型の宿題に取り組むことで,授業がわ 学習意識調査において7∼8割の生徒が授業が 提示 かりやすくなったと感じる生徒が多くなった。 わかると答えている。 週間課題,帰りの会学習,朝学習テスト(数学 学習を継続して行う習慣を身に付けることと, 学習意識調査において「解けるようになった」 オリンピック)の継続実施 基礎的,基本的な内容の定着が見られた。 「点数が上がってきた」という解答が増加した。 数学科における「たて持ち」型の授業の実践 数学科の教員8名で授業づくりを行うことで, 毎週2∼3回の教科部会を行い,授業や生徒の より深く教材研究を行うことができた。 取組についての情報交換を行うことができた。 2 残された課題と今後の方向性 課題 改善の方向性 家庭学習の時間が2時間未満の生徒が多く,標準学力調査等における平均 正答率が県平均,全国平均に差があること 「家庭学習の約束」を徹底させ,家庭にも協力を呼び掛ける。また,生徒 の委員会で学習時間の確認を行い,意識の向上を図るとともに,引き続き 基礎的,基本的な内容の徹底を図る。 全国及び県学力・学習状況調査における規範意識や自己有用感のポイント 学習面のみではなく,学校生活全般を通して,学級づくり,集団づくりを が低いこと 行い,互いに認め合い,励まし合える集団を目指す。 ◆大河原町立大河原中学校 研究関連 URL:http://www.town.ogawara.miyagi.jp/daichu/
© Copyright 2024 ExpyDoc