07 須江小

学力向上研究指定校事業第2回連絡協議会・報告資料
平成27年度の取組の概要
学
校
石巻市立須江小学校
名
主な取組教科
「わかった」を自らの力でつくり上げる児童の育成
研 究 主 題
―
思考の過程を表現させる算数科の指導を通して
算数
研究年次
―
3/3年次
1 本年度の主な学力向上の取組と成果
学力向上の取組
成
集団解決途中や集団解決終盤のペア学習
果
評価の根拠
児童の表現の機会を増やし,表現する力や表現
・すべての児童に表現の機会を与えられた。
に対する意欲を高めることができた。
・8割の児童がペア学習を好きと回答していた。
集団解決での論理的思考を個人レベルで反すう 大事なポイントを自分の言葉で書かせることが
・普段あまり振り返りを詳しく書けない児童も
させる振り返り
できた。理解度を把握し個別の支援ができた。
学習課題の明確化
児童の困ったという思いなどから学習課題を設
・自分の考えを書いたり,全体で話し合ったり
定することにより,学習の必要感を高められた。
する場面で,積極的な児童の姿が見られた。
分からない児童をおいていかない配慮
詳しく書くことができていた。
大事な言葉を繰り返し言わせるなどしながら,
・キーワードを意識した授業づくりができた。
丁寧に集団解決をすることができた。
・下位の児童も集団解決の中で発言できた。
2 残された課題と今後の方向性
課題
改善の方向性
書く力が高まるのに伴って,思考力も高まった児童がいる。その一方で, 集団解決の中で気付いたことをメモさせたり,適切な観点を与えて振り返
表現力,思考力の伸びが,まだあまり見られない児童もいる。
りを書かせたりするなど,自分の言葉で書く活動を充実させる。
下位の児童を意識して丁寧に学習を進めてきたが,時間をかけ過ぎてしま
学習内容を焦点化していくとともに,時間のかけ方にどのように軽重をつ
い計画どおりに学習を進めることができないこともあった。
けていくか検討していく。
◆石巻市立須江小学校 研究関連 URL:http://www.city.ishinomaki.lg.jp/school/20302900/index.html