学力向上研究指定校事業第2回連絡協議会・報告資料 平成27年度の取組の概要 学 校 石巻市立須江小学校 名 主な取組教科 「わかった」を自らの力でつくり上げる児童の育成 研 究 主 題 ― 思考の過程を表現させる算数科の指導を通して 算数 研究年次 ― 3/3年次 1 本年度の主な学力向上の取組と成果 学力向上の取組 成 集団解決途中や集団解決終盤のペア学習 果 評価の根拠 児童の表現の機会を増やし,表現する力や表現 ・すべての児童に表現の機会を与えられた。 に対する意欲を高めることができた。 ・8割の児童がペア学習を好きと回答していた。 集団解決での論理的思考を個人レベルで反すう 大事なポイントを自分の言葉で書かせることが ・普段あまり振り返りを詳しく書けない児童も させる振り返り できた。理解度を把握し個別の支援ができた。 学習課題の明確化 児童の困ったという思いなどから学習課題を設 ・自分の考えを書いたり,全体で話し合ったり 定することにより,学習の必要感を高められた。 する場面で,積極的な児童の姿が見られた。 分からない児童をおいていかない配慮 詳しく書くことができていた。 大事な言葉を繰り返し言わせるなどしながら, ・キーワードを意識した授業づくりができた。 丁寧に集団解決をすることができた。 ・下位の児童も集団解決の中で発言できた。 2 残された課題と今後の方向性 課題 改善の方向性 書く力が高まるのに伴って,思考力も高まった児童がいる。その一方で, 集団解決の中で気付いたことをメモさせたり,適切な観点を与えて振り返 表現力,思考力の伸びが,まだあまり見られない児童もいる。 りを書かせたりするなど,自分の言葉で書く活動を充実させる。 下位の児童を意識して丁寧に学習を進めてきたが,時間をかけ過ぎてしま 学習内容を焦点化していくとともに,時間のかけ方にどのように軽重をつ い計画どおりに学習を進めることができないこともあった。 けていくか検討していく。 ◆石巻市立須江小学校 研究関連 URL:http://www.city.ishinomaki.lg.jp/school/20302900/index.html
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