平成28年度使用教科書の採択について

平成28年度使用教科書の採択について
福岡教育大学附属久留米中学校
教科等
採択の理由(内容,分量,印刷・製本
発行所
等)
全ての領域が各学年の発達段階に応じて網羅されており ,基本,
国
語
光村図書
補充,発展等に使い分けしやすい。 また,文学的文章,説明的文章
共に昔から安定して支持されている教材と主に時代に即した新出
教材が配置されている。
「 基 礎 編 」「 学 習 編 」「 資 料 編 」 の 構 成 を 取 っ て お り , 小 学 校 で の
書
写
光村図書
既習事項が押さえやすい。指導時間にも適しており ,色彩も優しく
視覚的にもポイントが明確で,生活にも生きる教科書となってい
る。
社会(地理)
東京書籍
社会(歴史)
日本文教出版
社会(公民)
教育出版
地
図
帝国書院
基礎的・基本的事項に関する内容と知識の活用を図る授業に生か
すことができる発展的な課題が充実している。図版資料の色彩 ,分
量も適切であり,多面的・多角的な考察ができる構成である。
写 真 や 史 料 が 充 実 し て お り ,内 容 に お い て も 偏 り が な い 。小 中 の
学習内容の系統性を意識した見出があり ,時代の特色を捉えやす
い。近現代史の学習課題も適切に取り扱われている。
地 理 的 分 野 ,歴 史 的 分 野 と の 関 連 が 図 ら れ て お り , 政 治 的 な 中 立
性も確保されている。学習テーマが自分と社会とのかかわりを考え
させるものであり,多様な見方や考え方ができる事例が多い。
三分野にわたって活用できる地名,事象の表記が充実している。
新たな視点から描かれた鳥瞰図や主題図が適切に配置されており ,
多様な見方や考え方ができる構成になっている。
基礎的・基本的事項を押さえながら ,発展問題も充実している。
数
学
また,身に付けたい数学的な見方や考え方の種類が示されており ,
啓林館
着 想 の 動 機 を 明 確 に す る こ と や ,新 た な 問 題 の 解 決 へ 生 か し て い く
手がかりとなることが期待できる。
単元の導入では ,身近な自然の事象を取り上げて ,その中から疑
理
科
大日本図書
問をもって探究できるようなつくりになっている。また ,学習指導
要領に定められた内容が盛り込まれており,科学的な見方や考え方
を育成することができる構成になっている。
それぞれの題材でどの共通事項の内容と関連させて学習できる
音楽(一般)
か,学習の窓口として記載されている。また ,音楽学習マップがあ
教育芸術社
り,それぞれの題材でどんな学習ができるか分かりやすい。系統
的・発展的な指導ができるような工夫がされている。
教 科 の 目 標 達 成 に 結 び つ く 内 容 と な っ て お り ,楽 器 の 特 徴 を 捉 え
音楽(器楽)
ることができるよう ,奏法なども写真を用いながら詳しく記述され
教育芸術社
て い る 。 様 々 な 形 態 の ア ン サ ン ブ ル の 楽 譜 も 載 っ て お り ,個 性 を 活
かした音楽活動を行うための工夫がされている。
活動内容とあう視覚的資料が取り入れられ,活動の流れがつかみ
美
術
日本文教出版
やすい。鑑賞資料は印刷や紙の 質感に配慮があり ,実物に近い形で
作品のよさを感じ取ることができる。取り上げられている作品は幅
広く,実社会と美術との関わりにも触れながら構成されている。
基 礎・基 本 や 課 題 解 決 学 習 な ど ,生 徒 が 主 体 的 に 学 習 に 取 り 組 み ,
保健体育
大修館
確実に知識を定着できるように工夫されている。始めにクエスチョ
ン や キ ー ワ ー ド が 提 示 さ れ ,学 習 課 題 が 設 定 し や す い 。 コ ラ ム や 事
例,発展のコーナーまで情報量が豊富で ,多角的に考えることがで
きる構成になっている。
基礎的・基本的な事項が適切に取り上げられている。参考資料及
技術・家庭
(技術分野)
開隆堂
び豆知識が随所に盛り込まれている。ガイダンス及び技術の内容が
バランスよく配当されている。小項目ごとに ,学習のねらいが明確
に示されている。
技術・家庭
(家庭分野)
東京書籍
全体的に持続可能な社会をめざす社会の中の家庭生活という位
置づけの内容である。内容に合わせて図表と写真を効果的に活用し
ている。生徒にわかりやすく伝わる工夫がなされている。
単 元 毎 に 学 習 し た 内 容 を 用 い て ,reading,writing,speaking 活
英
語
三省堂
動を仕組むことができるようになっている。また ,スパイラルに学
習 す る こ と が で き る よ う に , Lesson3, Lesson6, Lesson8 の 後 に ,
表現活動を取り入れる工夫がなされている。