05 古川一小

学力向上研究指定校事業第2回連絡協議会・報告資料
平成27年度の取組の概要
学
校
大崎市立古川第一小学校
名
主な取組教科
主体的に学習に取り組みながら,読みの力を身に付ける児童の育成
研 究 主 題
―単元を貫く言語活動を設定した国語科の授業づくりを通して―
国語科
研究年次
3/3年次
1 本年度の主な学力向上の取組と成果
学力向上の取組
成
身に付けさせたい読みの力を明確にするための教材文の
分析(教材分析表の作成)
果
教材研究の大切さを再認識することができ,発問の精選や
学習活動のスリム化につながった。
学習意欲を高めるための単元構成の工夫
(授業づくりシートの活用)
授業の中で一人では気付かないことに気付くなど,読みが
深まっていることを実感させることができた。
自分の考えをもち,読みを深めるための指導過程の工夫
(吹き出しの活用・交流の工夫・一人学びシートの活用等)
読書活動の推進(学校図書館の充実と活用,「親子読書の
日」の設定,図書ボランティアによる読み聞かせ等)
教科書を読み返したり,積極的に考えを発表したり,友達
の考えを聞いて意見を言ったりする姿が多く見られた。
授業に関係した本を読んだり,普段読まないような本に挑
戦したり,読書量の増加や質の向上が見られた。
評価の根拠
・ 授業記録(教師の働き掛けと児童の反応)
・ 学習感想の内容の変容
・ 教師の見取りと児童のノートの内容
・ 意識調査の結果
・ 教師の見取りと児童のノートの内容
・ 授業記録(発表内容)
・ 意識調査の結果
・ 図書室利用状況
2 残された課題と今後の方向性
課題
国語科で身に付けた力を,各教科等の学習や日常生活へ生かすという点については,学
校として統一した取組は十分に行えなかった。
前年度の積み上げを次年度へしっかりと引継ぎ,児童の力を向上させていくという視点が
今後重要となる。
◆大崎市立古川第一小学校
改善の方向性
国語科で身に付けた力を意識し,意図的に他教科でも活用させていく。また,どのように他
教科や日常生活に活用していくことが有効かを,年間指導計画に朱書きし共有していく。
年間指導計画にしっかりと記録し,各学年・学級の取組を共有し,発達段階や実態に合わ
せた指導を継続していく。
研究関連 URL:http://www2.educ.osaki.miyagi.jp/furukawa1-s/