学力向上研究指定校事業第2回連絡協議会・報告資料 平成27年度の取組の概要 学 校 大崎市立古川第一小学校 名 主な取組教科 主体的に学習に取り組みながら,読みの力を身に付ける児童の育成 研 究 主 題 ―単元を貫く言語活動を設定した国語科の授業づくりを通して― 国語科 研究年次 3/3年次 1 本年度の主な学力向上の取組と成果 学力向上の取組 成 身に付けさせたい読みの力を明確にするための教材文の 分析(教材分析表の作成) 果 教材研究の大切さを再認識することができ,発問の精選や 学習活動のスリム化につながった。 学習意欲を高めるための単元構成の工夫 (授業づくりシートの活用) 授業の中で一人では気付かないことに気付くなど,読みが 深まっていることを実感させることができた。 自分の考えをもち,読みを深めるための指導過程の工夫 (吹き出しの活用・交流の工夫・一人学びシートの活用等) 読書活動の推進(学校図書館の充実と活用,「親子読書の 日」の設定,図書ボランティアによる読み聞かせ等) 教科書を読み返したり,積極的に考えを発表したり,友達 の考えを聞いて意見を言ったりする姿が多く見られた。 授業に関係した本を読んだり,普段読まないような本に挑 戦したり,読書量の増加や質の向上が見られた。 評価の根拠 ・ 授業記録(教師の働き掛けと児童の反応) ・ 学習感想の内容の変容 ・ 教師の見取りと児童のノートの内容 ・ 意識調査の結果 ・ 教師の見取りと児童のノートの内容 ・ 授業記録(発表内容) ・ 意識調査の結果 ・ 図書室利用状況 2 残された課題と今後の方向性 課題 国語科で身に付けた力を,各教科等の学習や日常生活へ生かすという点については,学 校として統一した取組は十分に行えなかった。 前年度の積み上げを次年度へしっかりと引継ぎ,児童の力を向上させていくという視点が 今後重要となる。 ◆大崎市立古川第一小学校 改善の方向性 国語科で身に付けた力を意識し,意図的に他教科でも活用させていく。また,どのように他 教科や日常生活に活用していくことが有効かを,年間指導計画に朱書きし共有していく。 年間指導計画にしっかりと記録し,各学年・学級の取組を共有し,発達段階や実態に合わ せた指導を継続していく。 研究関連 URL:http://www2.educ.osaki.miyagi.jp/furukawa1-s/
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