微分積分学 II 中間試験問題 (2015 年12月) 氏名 学籍番号 1. 2. 次の関数 f (x, y) の偏導関数 fx (x, y), fy (x, y) を求めよ.(各4点) なお, 解答の式は同類項をまとめるなどして, 簡潔な式で表すこと. (1) f (x, y) = sin(−2x + y 2 ) (2) f (x, y) = x log(x2 + y 2 ) (3) f (x, y) = (x2 + y)exy 次の極限が存在するか調べ,存在する場合は極限値を求めよ. (各4点) √ √ x − 2y (1) lim (x,y)→(2,1) x − 2y (2) (3) x2 y 2 (x,y)→(0,0) x2 + xy + y 2 lim lim xy + y2 (x,y)→(0,0) 2x2 3. 4. y sin 1 xy 関数 f (x, y) = 0 について, 原点での連続性を調べよ.(4点) (xy = 0) √ 関数 f (x, y) = 9 − x2 − y 2 について, 次の問いに答えよ.(各4点) (1) 点 (1, 2, f (1, 2)) における接平面の方程式を求めよ. (2) 5. (xy 6= 0) 点 (1, 2, f (1, 2)) における yz 平面に平行な接線の方程式を求めよ. 次の問いに答えよ.(各5点) (1) f (x, y) = x3 + y 6 , x(s, t) = st, y(s, t) = 2s − t とする. このとき, z(s, t) = f (x(s, t), y(s, t)) の s に関する偏導関数 zs (s, t) を求め, s, t を用いた式で表せ. (2) 関数 f (x, y) の偏導関数が fx (x, y) = yexy , fy (x, y) = xexy かつ x(t) = cos t, y(t) = sin t とする. このとき, z(t) = f (x(t), y(t)) の導関数 z 0 (t) を求めよ. (3) 1変数関数 f (t) と 2変数関数 t(x, y) = ax + by の合成関数 z(x, y) = f (ax + by) ∂z ∂z について, b =a が成立することを示せ. ∂x ∂y 6. z = f (x, y) = xy (x > 0) の全微分 dz を求めよ.(5点) 7. cos(x − 2y) のマクローリン展開を 4 次の項まで求めよ. ただし, 剰余項は求めなくてよ い.(6点) 8. 関数 f (x, y) = e2x+3y + y log(1 + ex ) について次の問いに答えよ. (1) f (x, y) の2次までの偏導関数を全て求めよ.(9点) (2) f (x, y) のマクローリン展開を 2 次の項まで求めよ. ただし, 剰余項は求めなくて よい.(4点) (3) fxyxyx (x, y) を求めよ.(3点) (4) f (x, y) のマクローリン展開における x3 y 2 の係数を求めよ.(4点) 9. 関数 f (x, y) = 2x3 − 4xy + y 2 + 2 について, 次の問いに答えよ. (1) 次の文章中の空欄に当てはまる数式を入れよ.(各3点) f (x, y) = 0 で定まる陰関数 y = ϕ(x) について調べる. 曲線 f (x, y) = 0 上の点 (a, b) が条件 (ア) をみたすとき, 陰関数定理より, a を含む開区間で定義され た連続関数 y = ϕ(x) で f (x, ϕ(x)) = 0 と b = ϕ(a) をみたすものが存在する. こ dϕ の y = ϕ(x) は微分可能であり, 導関数を x と y を用いて表すと = (イ) dx である. (ア) 10. (イ) (2) f (x, y) = 0 で定まる陰関数 x = ψ(y) が存在するか否かを, 陰関数定理を用いて 調べよ. また, x = ψ(y) の導関数を x と y を用いて表せ.(3点) (3) 曲線 f (x, y) = 0 上の点 (−1, −4) における接線の方程式を求めよ.(3点) 3 xy (x, y) 6= (0, 0) 関数 f (x, y) = x2 + y 2 について, 次の問いに答えよ.(各3点) 0 (x, y) = (0, 0) (1) fy (0, 0) の値を求めよ. (2) fyx (0, 0) の値を求めよ.
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