第5回問題

数学演習 A 問題(解析 1A) No.5
∫
∫
不定積分あるいは定積分を求める問題では, f (x)dx = . . . あるいは
b
f (x)dx = . . . のように問題が
a
分かるように書くこと.
また,不定積分における積分定数は省略してよい.
5-1. 次の不定積分を求めよ.ただし,a > 0, b ∈ R, n ̸= −1 とする.
∫
∫
∫
1
1
(1)
dx
(2)
x
log
x
dx
(3)
dx
x2
x 2 − a2
∫
∫
∫
(5) (ax + b)n dx
(6) (3x − 2x ) dx
(7)
xeax dx
5-2. 次の定積分の値を求めよ.ただし,a は正の定数である.
∫ 1
∫ 1
∫ 1
√
3
(3)
(2)
x
+
1
dx
(1)
(x + 2) dx
∫0 e
(4)
∫
log x dx
−1
a
(5)
−a
1
√
a2 − x2 dx
sin2 x dx
∫ √
( x + 1)2
√
(8)
dx
x
1
dx
1 + x2
−1
π/4
∫
∫
(4)
(6)
−π/4
1
dx
cos4 x
(Hint: (6) は tan x = t とおいて置換積分せよ.)
∫
5-3. (1) lim
δ→+0
δ
1
1
√ dx を求めよ.
x
∫
1
1
dx を求めよ.
xa
(3) δ → +0 のとき I(δ) が収束するための a > 0 の条件を求めよ.さらに収束する場合について,極限
lim I(δ) の値を求めよ
δ→+0
[
]
∫ 1
1
(3) のとき極限を
dx と書く.これが広義積分の一つ.
a
0 x
(2) a > 0, 0 < δ < 1 とするとき,I(δ) =
δ
5-4. 次の不定積分を求めよ.ただし,a は正の定数,b は実数とする.
∫
∫
∫
∫
1
2
b
2
(1)
dx (2)
x(x + 1) dx (3)
tan x dx (4)
x2 e−x dx
x2 + a2
(2) は b の値に関する場合分けをすること.
5-5. 部分分数展開により次の不定積分を求めよ.
∫
∫
1
1
(1)
dx
(2)
dx
(x2 − 1)2
x3 − 1
1
A
B
C
D
=
+
+
+
をみたす定数 A, B, C, D を求める.
2
2
− 1)
x − 1 (x − 1)
x + 1 (x + 1)2
1
A
Bx + C
(2) 3
=
+ 2
をみたす定数 A, B, C を求めて,
.
.
.)
x −1
x−1 x +x+1
(ヒント:(1)
(x2