微分積分学 II 中間試験問題 (2012 年11月) 氏名 学籍番号 1. 次の極限が存在しないことを示せ。(各5点) x2 (1) lim (x,y)→(0,0) x2 + y 2 (2) 2. (x + y)2 (x,y)→(0,0) x2 + y 2 lim (x + y)2 f (x, y) = √ に関する次の問いに答えよ。(各5点) x2 + y 2 (1) lim f (x, 0) を求めよ。 x→0 (2) (x + y)2 √ が (1) で求めた値に一致することを証明せよ。 (x,y)→(0,0) x2 + y 2 lim 3. 次の問いに答えよ。(各5点) (1) f (x, y) = e−x sin y の偏導関数 fx (x, y), fy (x, y) を求めよ。 (2) f (x, y) = sin(x2 + xy) の偏導関数 fx (x, y), fy (x, y) を求めよ。 (3) f (x, y) = x2 sin y の2次偏導関数 fxx (x, y), fxy (x, y), fyy (x, y) を求めよ。 (4) f (x, y) = xey の全微分 df を求めよ。 4. 曲面 z = f (x, y) = (x − y)2 の (1, 0, f (1, 0)) における接平面および yz 平面に平行な接 線を求めよ。(5点) 5. f (x, y) = x3 + y 3 + 5x2 y + 6xy 2 + xy の次の高次偏導関数を求めよ。(10点) fx (x, y) = fxx (x, y) = fyxx (x, y) = fy (x, y) = fxy (x, y) = fyxy (x, y) = 6. 次の関数 f (x, y) のマクローリン展開を 2 次の項まで求めよ。ただし、3 次の剰余項は 記載しなくてよい。(各5点) (1) f (x, y) = cos(x + 2y) (2) 7. f (x, y) = ey 1−x 次の合成関数に関する問いに答えよ。(各5点) (1) f (x, y) と x = x(s, t), y = y(s, t) の合成関数を z(s, t) = f (x(s, t), y(s, t)) とする とき、偏導関数 zs (s, t) の公式を f, s, t を用いて表せ。 (2) f (x, y) = sin xy, x = x(s, t) = s2 + t2 , y = y(s, t) = est の合成関数を z(s, t) = f (x(s, t), y(s, t)) とするとき、偏導関数 zs (s, t) を s, t を用いた式で求めよ。 (3) f (x, y) = (x2 + xy + 2y 2 )3 , x = x(t) = cos t, y = y(t) = sin t の合成関数を z(t) = f (x(t), y(t)) とするとき、 z ′ (t) = 0 で x = cos t ̸= 0 となる実数 t に対し tan t の値を求めよ。 8. 9. 3 xy 関数 f (x, y) = x2 + y 2 0 (x, y) ̸= (0, 0) に関して、次の問いに答えよ。(各5点) (x, y) = (0, 0) (1) 偏微分係数の定義式を計算することで、fx (0, 0) および fy (0, 0) を計算せよ。 (2) (x, y) ̸= (0, 0) のとき、偏導関数 fx (x, y) および fy (x, y) を求めよ。 (3) 偏微分係数の定義式を計算することで、fxy (0, 0) および fyx (0, 0) を計算せよ。 曲線 x + y 2 − 2x2 y = 0 の接線について調べよ。(5点)
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