日本薬局方概論 Introduction to Pharmacopoeia Japonica 講 義 必 修 0.5 単位 5 講 2 年 前期 2 クラス 科目担当者 高梨 香織 授業概要 薬学の知識・技術に基づいて体系づけられている日本薬局方について学ぶ。 一般目標 1. 医療で用いられる医薬品を知るため、薬局方の意義を理解する。 (GIO) 2. 医薬品の有効性、安全性を確保するため、薬局方の利用法を修得する。 1. 到達目標 2. (SBO) 3. 4. 区 分 1 日本薬局方の意義と内容について概説できる。 薬局方と薬事法との関連性を列挙し、その内容を概説できる。 薬局方の構成について、各記載項目の内容を概説できる。 医薬品の規格や試験法、附随する定義などを薬局方を用いて調べることができる。 項 目 授 1. 2. 1. 序論 3. 2. 試験法としての薬局方 4. 業 内 容 薬の特殊性(医薬品とは、薬に関する規則) 日本薬局方制定の目的とその効力 品質管理 試験法の分類 (対応 SBO 1,2) 1. 通則 2 1. 日本薬局方の構成 2. 通則の内容 (1) 2. 一般試験法 3. 医薬品各条 4. 一般規則 (対応 SBO 3) 1. 計量、計測の単位、温度 2. 試験関係の共通規約 3 3. 性状関係の規約 1. 通則の内容 (2) 4. 試験法 5. 容器と貯法 (対応SBO 3) 1. 化学的試験法 4 1. 一般試験法 (1) 2. 物理的試験法 3. 生物学的試験法 (対応 SBO 3) 1. 標準品、標準液、試薬・試液 5 1. 一般試験法 (2) 2. 医薬品各条での記載例と解釈 (対応 SBO 3,4) テキスト 参考書 菊川清見 他編「日本薬局方要説」(廣川書店) 日本薬局方解説書編集委員会 編「第十六改正日本薬局方解説書」(廣川書店) 日本薬局方第一追補解説書(廣川書店) 日本薬局方第二追補解説書(廣川書店) 梶 英輔 他著「薬局方試験法 -概要と演習-(第9版)」(廣川書店) 成績評価 定期試験(80%)、課題(20%)により評価する。 科目担当者 教員室:B109、メールアドレス:kaori-kt(at)hokuyakudai.ac.jp との連絡 *(at)は@に置き換えてください。 事前学修・ 1. テキストの指示したページを読んで、講義に臨むこと。 事後学修 2. 配付プリントに書き込んだことを整理しつつ、復習すること。 関連科目 分析化学Ⅰ、分析化学Ⅱ、生薬学Ⅰ、生薬学Ⅱ、製剤学、物理薬剤学 1. 講義内容を記入するためのプリントを適宜配付する。 備 考 2. 配付済みプリントは毎回持参すること。 3. 配付プリント中の課題を各自が行い、最終講義時に必ず提出すること。
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