2015 年度 シラバス 科目名 日本国憲法 免許・資格 担当者 木幡洋子 中学校・高等学校教諭 1 種免許状(英語) 開講学科等 学部共通 授業形態 講義 開講時期 前期 配当学年 3・4 単 2 位 数 必 修 ・選 択 選択 授業概要と方法 日本国憲法の人権と統治に関する規定は国民にとってどのような意味を持つのかを、人権の歴史と現在の 様々な具体的な事例を紹介することで理解を促していきます。スライドや web 上の資料を用いながら、対話を 適宜行いながら講義を進めます。 授業の到達目標 ①人権の人間にとっての意味を理解する。②日本国憲法と日常生活の関わりを理解する。 ③人権の主体として、また主権者としての責任と権利のあり方を理解する。 ④以上の理解に基づく、自分で憲法について考え、判断できる力を身につける。 授業外に行うべき学修活動(準備学修・事後学修) 教科書以外に、毎回、スライド資料を用い、最新の情報をもとに講義するため、資料の整理を毎回行うこと が必要です。また、復習をすることで、多岐にわたる講義内容を理解することができるため講義資料とテキス トの復習が必要になります。 評価方法 筆記試験 70% 小レポート 30% 筆記試験は記述問題 1 問と穴埋め問題 10 問。小レポートは 5 月末頃に A4 1 枚を提出。 教科書 木幡洋子『知恵としての憲法学増補改訂版』風間書房 参考図書 講義時に適宜指示 その他(受講要件、学生へのアドバイス、連絡手段等) 出席をとりますので、やむを得ない理由で欠席する場合は必ず連絡をしてください。 急な連絡は下記アドレスに:[email protected] メールのタイトルは「桜花学園 授業計画 1 ガイダンス・近代社会と近代人権の誕生 2 現代社会と現代人権への発展 3 日本における立憲主義:明治期の憲法導入と憲法への理解 4 日本国憲法制定の過程 5 情報時代の到来と人権の変容 6 人権とその国際的動向:国際法と日本国憲法の関係 7 教育と人権:教育権をめぐる解釈と教育行政の変遷 8 福祉と人権:生存権の日本における意味と課題 9 労働者と人権:労働者の人権保障をめぐる変遷と課題 10 女性と人権:憲法上の女性の人権と女性差別撤廃条約 11 子どもと人権:人権主体としての子ども概念への変化と子どもの権利条約 12 子どもの権利条約:条文の解説と日本の課題 13 高齢者・障害者と人権:高齢者の人間の尊厳と障害者の人権 14 司法と人権:司法における人権保障(警察権と人権・裁判と人権) 15 行政権の限界:立憲主義と行政権の限界 憲法受講生」。
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