2015 年度 シラバス 科目名 情報社会論 担当者 南 裕一郎 免許・資格 開講学科等 保育学科 授業形態 講義 開講時期 前期 配当学年 1 単 2 位 数 必 修 ・選 択 選択 授業概要と方法 情報化社会とはどのような社会なのだろうか? ろうか? そもそも「情報」とは何か? 情報化の進展は私たちの生活をどのように変えるのだ 本講義では、マスメディア、携帯電話、インターネットなどの情 報メディアを題材に、情報化社会・日本に生じているさまざまな社会現象を社会学的に解読していくことを 通じて、現代社会に対する視野の拡大をはかっていきたい。 授業の到達目標 たんに情報メディアの産業・技術的側面だけに注目するのではなく、そのようなテクノロジーが発達する ようになった社会的背景や、私たちの社会や意識への影響についても思考を深めることを目標とする。 授業外に行うべき学修活動(準備学修・事後学修) 情報メディア、若者の人間関係、教育、サブカルチャーなどに関するニュースには敏感であるように。ま た、授業中は講義内容をしっかりノートに記録すること(レジュメや板書に書かない情報も重要です) 。 評価方法 ①期末筆記試験:70%、②毎回の出席:20%、③授業中に数回行う小レポート:10%、の評価を合算し、 総合的に評価する。なお、講義中の私語が目に余る場合には当該学生を教室から退出させる。 教科書 使用しない 参考図書 授業内で指示する その他(受講要件、学生へのアドバイス、連絡手段等) 社会とは何か、社会学とは何を研究する学問なのかについて興味のある人の受講を期待する。 ソクラテスではないけれど、自分の「無知の知」(自分がいかに知らないかということを知ること)を出 発点として、積極的に授業に参加してほしい。 授業計画 1 イントロダクション:情報社会論の見取り図 2 情報と社会――基礎概念の理解①:情報とは何か 3 情報と社会――基礎概念の理解②:社会とは何か 4 メディア社会の展開①:クチコミメディア――うわさ 5 メディア社会の展開②:活字メディア――新聞・雑誌 6 メディア社会の展開③:映像メディア――テレビ 7 メディア社会の展開④:コミュニケーション・メディア――電話 8 メディア社会の展開⑤:ネットワーク・メディア――コンピュータとインターネット 9 マス・コミュニケーションの効果――強力効果説、限定効果説、複合効果説 10 情報化社会の現実①:メディアはメッセージ 11 情報化社会の現実②:モバイル・コミュニケーション 12 情報化社会の現実③:ケータイメールとつながり依存 13 情報化社会の現実④:バーチャル・リアリティとハイパー・リアリティ 14 幼児向けアニメが提供する価値体系 15 インターネットと公共圏、世論形成
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