Column ご参考資料 「投資のヒント」 2016年3月17日 ※以下、レッグ・メイソン・アセット・マネジメント提供のレポートをご紹介します。 米FOMCは世界経済と市場動向を注視し利上げを見送り ・米連邦公開市場委員会(FOMC)は、世界経済と市場動向を注視し、政策金利の据え置きを決定。 ・FOMC参加者の2016年の利上げ見通しは年2回へ下方修正される。FOMCは当面、慎重な利上げ判断を継続へ。 ・もっとも、2017~2018年には年間1%前後のペースで利上げを継続するとのFOMC参加者の見通しは維持される。 ・米国株は底堅い米景気などを背景に回復傾向。ハト派的な利上げ見通しも米国株の下支え要因となると期待される。 FOMCは市場動向を注視し、利上げを見送り 米連邦公開市場委員会(FOMC)は3月16日(現地時 図1:米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者 による政策金利の見通し 間)、政策金利であるフェデラル・ファンド(FF)金利の誘導 目標を0.25-0.50%で据え置き、追加利上げを見送りまし た。FOMC声明文では、世界経済と金融市場のリスクへの 言及がなされ、FOMCが引き続き国内外の市場環境を注 視していく方針が示されました。 FOMC参加者は年末まで2回の利上げを想定 また、今回のFOMCでは、市場環境の悪化などを受けて、 当局者の政策金利見通しが引き下げられました。昨年12 月時点では、FOMC参加者は2016年に4回の利上げを想 定していましたが、今回示されたFOMC参加者の政策金利 見通し(中央値)では、2016年末まで2回の利上げが想定 されていることが明らかとなりました(図1)。 2017年以降、緩やかな利上げ基調が続く見通し もっとも、2016年の利上げ見通しは下方修正されたもの の、2017~2018年には年間1%前後のペースで利上げ を継続するとのFOMC参加者の見通しは維持されています。 利上げ局面の当初は、世界経済や金融市場の動向を注 視しながら慎重な利上げ判断がなされるとみられる一方、 米景気の回復やインフレ改善が安定軌道に乗れば、米国 の緩やかな利上げ基調は続くものと考えられます。 2月以降の米国株式市場は市場心理が改善傾向 米国株式市場は、年初から中国景気の不透明感や欧 州での信用不安などから軟調な推移が続きましたが、2月 以降は比較的底堅い米国景気動向や原油価格の底入 れなどを背景に、市場心理が改善傾向にあります(図2)。 FOMCで示されたハト派的な利上げ見通しも、今後の米国 株式市場の下支え要因となると期待されます。 ※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。 当資料はレッグ・メイソン・アセット・マネジメント株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、 金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。当資料のお取扱いについては最終 ページをご覧ください。 1/2 ご参考資料 【 ご留意事項 】 ● 当資料はレッグ・メイソン・アセット・マネジメント株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが 投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではあり ません。 ● ご購入のお申込みの際は最新の投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判 断ください。 ● 投資信託は値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替変動リスクを伴います。)に投資しますので基準価 額は変動します。したがって、投資元本や利回りが保証されるものではありません。ファンドの運用による損益 は全て投資者の皆様に帰属します。 ● 投資信託は預貯金や保険契約とは異なり預金保険機構および保険契約者保護機構等の保護の対象ではあり ません。また、証券会社以外でご購入いただいた場合は、投資者保護基金の保護の対象ではありません。 ● 当資料は信頼できると判断した各種情報等に基づき作成していますが、その正確性、完全性を保証するもので はありません。また、今後予告なく変更される場合があります。 ● 当資料中の図表、数値、その他データについては、過去のデータに基づき作成したものであり、将来の成果を示 唆あるいは保証するものではありません。 ● 当資料で使用している各指数に関する著作権等の知的財産権、その他の一切の権利はそれぞれの指数の開 発元もしくは公表元に帰属します。 当資料は、レッグ・メイソン・アセット・マネジメント株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したもので あり、金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。 2/2
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