2015年9月7日 あおぞら投信株式会社 『これからは 30年の 先を見る その時の世を 思い浮かべて』 先月(8月)は、各市場において短期的な変動幅が大きくなりました。世界各国の政治・経済につ いて、今年はその不安定性がより目立つ年となっています。ヨーロッパではギリシャ問題に端を発 し、アジアでは中国経済の先行きには厳しいものがあり、その他にも、資源価格の下落により、資 源国中心に新興国の景気の足を引っ張っています。そのような中、どのように投資に臨めばよいの でしょうか。 投資をするときに、もっとも大切なことは時間軸を持つことであると考えます。一番短い時間軸が、 日次(1日)です。それから週次(1週間)、月次(1ヵ月)、四半期(3ヵ月)、半期(6ヵ月)とあります が、個人投資家にとって1年未満の時間は短期的に過ぎ、従って最短でも1年の時間軸が必要で しょう。その理由は、企業の会計年度が1年であり、投資対象である企業に関する判断材料は、1年 毎に変化を刻むと見られるからです。次に、考えるべきは中期的な(3~5年)物事の捉え方になり ます。これは企業の中期計画見直しのサイクルと同様で、世の中の変化への適応・修正する時間 軸となります。個人の皆さまにとってさらに重要なことは、10年一昔を3回重ねた30年の時間軸にな ります。30年間とは一世代のことであり、一人一人にとっての投資スタンスの基礎である自分自身 のライフプランと、次世代への資産承継の道を歩むことの両方に合うものです。この長期の時間軸 を持つことこそが、個人の資産形成にとってもっとも肝要なのです。 米国30 米国30年国債の利回り推移 30年国債の利回り推移 (1977年 1977年3月1日~2015 日~2015年 2015年9月3日) 16% 14% 12% 10% 8% 6% 4% 2% 0% (年) 出所:⽶財務省 本資料は情報の提供を目的としており、何らかの行動を勧誘するものではありません。本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されていますが、当社は その正確性、完全性を保証するものではありません。ここに示された意見などは、本資料作成日現在の当社の見解であり、事前の予告なしに変更される事もありま す。投資信託の取得に当たっては、投資信託説明書(交付目論見書)等の内容を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。 商 号: あおぞら投信株式会社 金融商品取引業者: 関東財務局長(金商)第2771号 加入協会:一般社団法人投資信託協会 ホームページ・アドレス: http://www.aozora-im.co.jp/
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