マーケットの見方(No.98)を掲載しました。

2016年5月30日
あおぞら投信株式会社
『大切な お金だからと 寝かせても
育つためには 付き合い始めて』
世界中には様々な投資家が存在します。個人投資家から始まり、ファミリーオフィスといった家族のお
金を運用する会社形態や、余資運用を行う事業会社、大学、宗教法人、そしてお客様からお金を預かり
運用を生業とする年金基金や銀行、そして我々資産運用会社などが存在します。そして原資や目的の
違いにより、投資対象や期間などは異なります。もちろん、各国の制度や環境によっても投資スタイル
が異なることは言うまでもありません 。つまり「“投資”の答えはひとつではない」ということです。
また、広い意味での“投資”には、自分で会社を興すといった、何も始まっていない状態から“人への投
資”を行うことも多いのです。このようにまず“投資”を始める時には、いかなる心構えを持つべきでしょう
か。友情や恋愛の始まりにも“初期投資”という言葉があるとおり、まずは少しお金を使うことをしてみな
ければ何も始まらないということがあります。投資先の過去の姿(実績)は、いろいろな情報を得られま
すが、実際に自分が“投資”してからの相手については、時間の経過により知ることが多いのではない
でしょうか。また、初めて“投資”をするときにいきなり全身全霊(全額)をかけてしまう人はあまりいない
と思います。すなわち、うまくいかない時にどう対処するかを想定しながら、それでも上手くいくためには
どうすればいいのか、世の中の人は学んでいるのだと思います。友情のように、まずは人に添ってみて、
そうすれば人がわかり、その人との付き合い方がわかるものです。そして人の営みの集合体である経済、
すなわちお金の流れをつかむことも同じだと思います。“投資”とは「お金との付き合い方を考えること」
なのです。
日本の公募・私募投資信託残高の推移(2010年1月~2016年3月末)
(兆円)
200
180
160
140
120
100
80
60
40
20
0
2010/1
2011/1
2012/1
2013/1
2014/1
2015/1
2016/1
(年/月)
出所:一般社団法人投資信託協会のデータを基にあおぞら投信が作成
本資料は情報の提供を目的としており、何らかの行動を勧誘するものではありません。本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されていますが、当社は
その正確性、完全性を保証するものではありません。ここに示された意見などは、本資料作成日現在の当社の見解であり、事前の予告なしに変更される事もありま
す。投資信託の取得に当たっては、投資信託説明書(交付目論見書)等の内容を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。
商 号: あおぞら投信株式会社 金融商品取引業者: 関東財務局長(金商)第2771号
加入協会:一般社団法人投資信託協会 ホームページ・アドレス: http://www.aozora-im.co.jp/