2015年12月7日 『行列の 並ぶ姿に また並び あおぞら投信株式会社 今モバイルから セールの呼び声』 11月11日は1が並ぶことから「光棍節」(独身の日)と中国では呼んでいます。今年の独身の日、中 国の電子商取引最大手アリババグループは、セールの総取引額が912億元(約1兆7,400億円)と前 年を60%上回り記録を更新したことを明らかにしました。これまで世界のセールの中では米国のブ ラックフライデー(感謝祭の翌日)とサイバーマンデー(感謝祭の次の月曜日)がもっとも売上げが多 かったのですが、今やその地位を中国に明け渡している状態です。 一方、その米国での感謝祭後の消費動向を見ると、今年は暖冬予報の中、冬物衣料品販売には 影を落としているものの、家庭での暖房費支出が減り人々の懐は平年より暖かくなるという点で年 末商戦の個人消費の好材料になっているようです。米エネルギー情報局(EIA)によると燃料価格の 下落と暖冬により一世帯当たりの費用節減効果が460ドル(約5万6,000円)程度に上る可能性があ り、またガソリン代は昨年に比べて月間50ドル前後浮くと想定され、これが消費余力につながってい くと予想されます。ただ米国のクリスマス商戦は昔とは様相が違っており、感謝祭とブラックフライ デーを含む週末4日間は、実店舗よりインターネットを通じて買い物する人が多くなっています。今年 ショッピングモールの客足は減り店舗も比較的静かだった一方、モバイル端末を中心にインターネッ トでの買い物は急増しました。インターネットで大幅値引きを行う小売店が増えており、自宅にいな がらセール品を購入しているためです。そして毎年感謝祭から始まっていた年末商戦シーズンも、 今では10月下旬のハロウィーン前からクリスマスまでへと長期化しており、このような世界的な消費 者動向の変化は、様々なビジネスに関して大きな影響を及ぼしていくのでしょう。最終消費者のニー ズに応えることで未来が見えてくると思います。(円換算レート、1米ドル=121円、1元=19円) 米国と中国の小売売上高推移(1992 米国と中国の小売売上高推移(1992年 1992年1月~2015 月~2015年 2015年10月、米ドルベース) 10月、米ドルベース) (億米ドル) 5,000 4,500 4,000 米国小売売上高 3,500 中国小売売上高 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 1992/1 1994/1 1996/1 1998/1 2000/1 2002/1 2004/1 2006/1 2008/1 2010/1 2012/1 2014/1(年/月) 出所:米国国勢調査局(米国小売売上高(小売・飲食サービス売上高)季節調整済)、中国国家統計局 本資料は情報の提供を目的としており、何らかの行動を勧誘するものではありません。本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されていますが、当社は その正確性、完全性を保証するものではありません。ここに示された意見などは、本資料作成日現在の当社の見解であり、事前の予告なしに変更される事もありま す。投資信託の取得に当たっては、投資信託説明書(交付目論見書)等の内容を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。 商 号: あおぞら投信株式会社 金融商品取引業者: 関東財務局長(金商)第2771号 加入協会:一般社団法人投資信託協会 ホームページ・アドレス: http://www.aozora-im.co.jp/
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